若いころは重たい荷物を背負って 山に行っていた。
厳冬期の冬山には行かなかったけれど
春の涸沢,穂高連峰にはよく行っていた。
春と云っても穂高連峰はまだ冬
装備も厳冬期用までとは言わないが
アイゼン,ピッケル,冬山用シュラフ,羽毛服,オーバーズボンなどなど
冬支度が必修だった。
アイゼン,ピッケル,冬山用シュラフ,羽毛服,オーバーズボンなどなど
冬支度が必修だった。
特に登山靴は重要な装備で 春なので晴れれば暖かいが
崩れれば吹雪,そんなときに足が濡れたらば凍傷の恐れもあるので
結構気を使って購入・手入れをしていた。
崩れれば吹雪,そんなときに足が濡れたらば凍傷の恐れもあるので
結構気を使って購入・手入れをしていた。
現役時代は貴重品扱いされていた登山靴
ここ20年くらい 全く出番がない状態で 下駄箱からも追い出され
物置の一番上部に追いやられいた。
その登山靴
Made in Switzerland でメーカーはRaichle ソールはVibram
当時30,000円を超えた高級品です。
いまでも中古品が5,000円前後で取引されているようです。
Made in Switzerland でメーカーはRaichle ソールはVibram
当時30,000円を超えた高級品です。
いまでも中古品が5,000円前後で取引されているようです。
もう積雪期の山に行くことはないだろう。
更にそんな靴が必要なほど重たい荷物を背負って山に登ることもないだろう。
そのまま忘れ去られるように,そのうち捨てられてしまうのか?
それは なんとも 寂しい出来事
積雪期用の重登山靴なので重さはかなり重いはず
普段散歩に使う靴は軽量なので
重たい靴を履いて散歩に行けばパワートレーニングになるのではないか?
などとくだらないことを思いついて 物置の奥から引っ張り出してみた。
山から帰るとクリーニングクリームで汚れを落とし
ベースクリーム,防水クリームで手入れはしっかりしていたつもりなので
長期の保存でも状態は良好
ずっとほったらかしだたので
再度,クリームを塗って手入れをして 重さも計ってみた。
重さは 2.5キロ
やはり手に持つと 重たいね
散歩用の靴は 0.7キロ
重量差は 1.8キロ
そこらの山へのハイキング用の軽登山靴が 1.1キロ
手入れが終わって,靴紐を通して,足も入れてみた。
いい感じ
いい感じ
翌日 天気も良いし早速 お散歩です。
自然と足がまっすぐ伸びます
背筋もピント延びるのが不思議です
歩幅も何となく大きくなります。
靴の重さはあまり感じませんね
足跡は 大きく 深く です
いくら山からは引退した靴とは言え 海水には浸けたくないので
波打ち際からは,少し距離をとって歩きます。
靴にとって第二の人生
雪山から キラキラ光る海のそばで, 再出発です。
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