2018/04/26

鉄の原点 ダイヤグラフの作成

時刻表を眺めることから始まった鉄人への道

次に興味がわいたのがダイヤグラフ
当たり前のことですけれど
列車は下り方向と上り方向の双方向から走ってくる。
時刻表にはそれらが,下り列車と上り列車で別々の表にして記載しているので
線路際に立って時刻表を見ながら列車を見ていると
下りと上りの両方のページを行ったり来たりしながら見なければならず
これは面倒なことだったのですね。

ダイヤグラフならそれらが一挙に解決,
さらに急行が普通をどこで追い越すかもわかるし
さらにさらに列車に乗っていると,どこでどの列車とすれ違うのかも容易にわかる
鉄人には超便利グッズなのです。

当時,中学生だった自分にはダイヤグラフを手に入れる手段はなかった。
だったらどうするか?
じぶんでつくればいい ってことで
ダイヤグラフの作成が始まった。

初期の頃の作成は手書きだった。
最初に作成したものはすでに手元にはなく
今あるのは,かなり後期に作成したこれ一枚だけ
昭和48年(1973)10月2日 中央線 新宿-松本間 です。

広げると
 小っちゃくて 良く見えないよね

拡大すると







拡大してもよくわからないから
中央線で一番大事な 1M あずさ1号 の新宿発を拡大

用紙はグラフ用紙
横方向は1mmのメモリが2分 ですから一応二分目ダイヤ
縦方向は距離なので一駅ごとの横線を書いてます。

今見てみると自分で言うのもなんですが 
駅の横線が太さに乱れが無く,ムラもなくきれいですね。
なんと几帳面な 餓鬼 だったのでしょうね (^_-)-☆
それに斜めの列車を現す線を,時刻表の到着時刻,出発時刻から記入していくのです。
楽しい作業ですよ。

時刻表からの読み取りでの記入ですから
時刻表には乗っていない列車
例えば貨物列車,回送列車などは残念ながら記入されていません。
運転停車も?でしたら 
正面衝突とか 追突とかもアリの超危険なダイヤでした。
それども結構便利に使えました。

この手書きのダイヤグラフの作成は,学校卒業と共に終わってしまいました。
まあ 仕事しながらだとやはり時間がないですよね。
新人だし仕事中に作るわけにはいかないし・・・

つづく

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