2018/04/25

鉄の原点 時刻表3

時刻表から鉄の世界に踏み出してしまった というか
道を踏み外してしまった のが正しい解釈なのかもしれない。

その10歳からの半世紀以上の歴史がこれら
横積みになっている時刻表 1956,1961,1963,1964,1966年
1961/10月 DC82系に代表される全国特急大増発
この時の改正を「さんろくとう」などと解説している大御所鉄道執筆者がいるが
この時は そんな言い方はしなかった。 
そのあとの「よんさんとう」から思いついた勝手な造語である とおもう。

1964/10月 東海道新幹線開通
1965/11月 東京-新大阪 3時間10分運転開始
1966/12月 特別急行 あずさ 運転開始

1967,1968,1972,1978,1980,1987,1989,1997,1998,1999年
1967/10月 これが「よんさんとう」昭和43年10月だから
東北本線電化完成 国鉄最高速度120km/h運転開始 

あとは・・・

実は欠けている年もすべて最低1冊,多ければ4冊あったのだが
大きな時刻改正の年を残して捨ててしまったのです。
しかしこれは大失敗だった。
最低一年に一冊は残しておくべきだったと後悔しています。

2017,2016,2015,2014,2013,2012,2011,2010,2009,2008,2007年

2015,2014,2013,2012,2011,2010
2009,2008,2007,2006,2005,2004,2003,2002,2001年

 その他に貨物時刻表も加わる。

これらの時刻表
家族のだれ寄りも長い付き合いなので,これ以上捨てるわけにはいかない。


ここでさらに貴重な時刻表をご紹介いたします。
一番上の写真, 
1961年の時刻表の下に一冊の時刻表があります。

1956年 昭和31年12月号 時刻表

この時刻表は,後輩からいただいたもので私の「原点」ではないけれど
私にとっては,手に取ることができる実際の時刻表としては一番古い時刻表です。

大きな声では言えないので小さな字で書きますが仲間たちから電子化を依頼されているのですが
スキャナーのガラスに押し付けようと開いたら 二つに割れてしまったのです。

それで怖くなってスキャナーは中止
どうしようか思案中なんですが,
思案している間に健康寿命は少なくなるばかりだし どうしよう?

この時刻表の最大インパクトがあるページをカメラ撮り
やはり 東海道本線 東京発の一日でしょう。 
その1,2ページ目
9:00発「つばめ」 1960年6月に電車化されるまで走っていた
最後尾に展望車を繋げた客車時代の列車が走っていた頃の時刻表なのです。
色々な本や映像で,客車時代のつばめ,はとは当然承知していましたが
当時の時刻表でその列車を見たのは,これが初めてなのです。

つばめの左 8:50発「さくら」も特急ですが,展望車が連結されていないどころか
一等車,二等車表示すらない臨時の三等特急でした。

3,4ページ目
ページの左端は 12:30発「はと」 つばめの姉妹列車でした。
そして 右端には 18:30発「あさかぜ」これも20系ブルートレイン化前の時代です。

特急は東海道本線といえどもこの4本だけ。

5,6ページ目
 20:00発の明星から23:00発の伊勢までの3時間に夜行列車が11本も出発していきます。

東京・大阪・九州連絡ページです。

東京発での九州行き
一番朝早く着くのが 東京10:00発「西海」で博多8:11着
乗車時間では 東京18:30発の「あさかぜ」が博多に11:55着で17時間25分
と時刻を見ているだけで列車に乗った気分になれる 時刻表でした。

それでこの時刻表 
このレベルですがカメラ撮りで電子化しましょうかね





2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私の時刻表原点は昭和48年3月号でした。
    高校入学の頃で、それ以降 平成9年まで毎月購入していました。
    引っ越しの際に改正号と思い出のある号以外は廃棄…
    現在に至っては季刊で購入するくらいになりました。
    復刻版で古いものはありますが、その時代に買った時刻表は思い入れがありますね。
    最近は乗り換えなどはアプリで調べてしまいますが、遠征での撮影プランで時刻表を読むのはいつになっても楽しい作業です。

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    1. 佐上 剛 さん こんばんは
      昭和48年とは結構奥手? プランを立てて楽しんで,行って楽しんで,帰って来てから楽しいで,ですからね。

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