2019/09/05

JAL A350 羽田福岡に就航

JAL初のAirBus購入機 A350-900が東京-福岡間を9/1から就航しました。
初日の9/1は 若干遅れを出しながら運航したようです。
遅れは 初日なので 不慣れと慎重な行動 からなのでしょうか?
翌日9/2 この日はどんなもんかな? と 確認です

第一便は羽田6:00は平塚からは早すぎるので その返し
福岡9:00→羽田11:35に添乗(?)してみました。


今日のJAL306便の使用機材は JA01XJ AirBus A350-941
操縦席の外観が 何となくかっこいいと思います。

出発時刻の9時を過ぎても
福岡空港を見渡してみるが JAL306便 が見当たりません

福岡空港 出発便のスケジュールを確認してみると。。。
JAL306便 福岡発羽田行きは 9時27分現在 まだ「搭乗終了」の段階で
出発はしていないようだ。  

二日目も遅延からスタート
やはり 不慣れと慎重な行動 からの遅延でしょうかね

 9:28 トーイングカーでやっとターミナルから誘導路に移動されたみたいです。
ここまでで28分の遅延です。

9:33 滑走路RW16エンドへ向けて誘導開始です。

RW16エンドで離陸待ちの間に,離陸機3機 着陸機も3機を15分ぐらい眺めて
9:47 JAL306便 やっと離陸しました。 

 現在 高度53m です。
離陸時の遅れは JALの何らかの理由で28分遅れ 
福岡空港混雑で19分遅れ でしょうか

9:56 進路を羽田に向けて 加速,上昇中です。
 高度5,845m 対地速度772km/h 進路76°

10:01 九州を離れ豊後水道上空を飛行中です
 高度8,252m 対地速度915km/h 進路80°

10:29 早くも四国横断し,紀伊半島から三河湾上空に迫ります。
高度12,497m 対地速度896km/h 進路78°

10:33 三河湾に差し掛かる寸前から 60°くらい左旋回,その後90°位の右旋回と
何かを避けるように迂回飛行みたいな飛び方です。
何があったのだろう? 
高度は10,000mを超えていますから大きな積乱雲でもあるのでしょうか?

高度12,497m 対地速度ー 進路119°

10:34 拡大してみましょう


積乱雲でもあるかと気象協会の雨雲レーダーを見てみますが
実況では何もありません。

SCWの観測情報も見てみますが,
10から20%ぐらいの濃さで雲が薄くかかっているようですが
異常が見られないどころか ほぼ快晴状態です。
 あの迂回は なに? だったのでしょうか?

 10:40 迂回後元の進路を横切って東北東に向かっていたのち
更に南に進路をとって 更に隠密行動をとり始めました。
高度10,729m 対地速度845km/h 進路138°

高度,対地速度から JAL306便はすでに着陸の準備に入っているようです。
JAL306便の北東方向に館山に向けて点々と連なる航空機は何でしょうね?

後続のANA246便の飛行を見てみると 三河湾入り口付近を直進しています。
高度10,058m 進路86° 

10:44 138°で南東に飛行したのち 90°位左旋回して進路を51°東北に向けました。 
高度8.992m 対地速度- 進路51° 

御前崎南の太平洋上→下田→大島→館山→房総半島を北上する飛行機の列は 
羽田空港RunWay22 B滑走路に北東から侵入する飛行機の行列のようです。
JAL306便は なんと羽田まで直線距離で380kmの御前崎の南の時点で
その最後尾に並んだ ようです。
その行列には 17機もの機影が見られます。

10:53 下田から大島へも直接向かわず 南に迂回しながら館山を目指します。
高度4,549m 対地速度632km 進路36°
到着時刻は11:10から11:15(推定)に変更になっています。
迂回による遅延時間が この到着時間の変更5分 なのでしょうか

10:56 館山を目指して飛行中です

11:01 後続のANA246便は三河湾から先直進して,行列の最後尾に並びました。
 ANA246便は 福岡9:56出発11:19着と JAL306便9:47出発11:13着の
と9分後発 6分後着 とほとんど変わらない飛行なのに
迂回飛行せずに最後尾に並んでいます。

10:03 館山,鴨川を経由して房総半島を北上して行きます。
 高度3,376m 対地速度- 進路21° 到着(推定)11:15

羽田空港の気象条件
気温29℃ 風向150°(北北東) 風速10kts(5.2m/s)
 左前からの横風5mでの着陸ですね

11:06 房総半島の真ん中で進路を左に変更して 
東京湾の海岸線に沿った内陸を飛行します。
 高度2,271m 対地速度- 進路348° 推定到着11:16
航空周辺が混雑しているようで到着時間が刻々と遅れます。

10:16 東京湾上に出てゲートブリッジで線化してRW22への着陸ではなく
悪天候時のパターン(内陸から直進で進入)してきました。
高度1,181m 対地速度346km/h 進路215° 推定到着11:22

今日はこのパターンで着陸です。  
主に悪天候時などに使用されるパターンの用です。 
青は着陸機 赤は離陸機です

南風の通常パターンは 着陸直前の低高度では東京湾上空を飛行して
RW22の場合はゲートブリッジ手前で右旋回して滑走路に正対します。

深夜では 180°以上の旋回を行て 着陸前の降下,離陸後の上昇も
全て東京湾上空で行う飛行パターンもあります。

 10:18 着陸まで後3分です
 高度442m 対地速度302km/h 進路215° 推定到着11:21

11:19 最終進入です
高度244m 対地速度244km/h 推定到着11:21

11:21 RanWay22に 着陸です
高度0m 対地速度- 進路213° 

誘導路を走行して第一ターミナルビルのスポットに到着して 
JA306便の飛行は終了しました。

JA306便 2019/9/2の飛行経路です。

 羽田空港の到着便案内では
JA306便 10:35到着予定が 11:22到着で「使用機遅れ」とアナウンスされています。

でも47分の遅延のうち 
福岡空港で誘導が開始された9:28までの28分の遅れは
JAL責任による「使用機遅れ」でしょうが
残りの19分が福岡航空混雑による遅延ですよね。

 羽田着陸機の行列最後尾に並んだときは11:15到着予定
実際に羽田に到着したのは11:22
この7分の遅延は羽田の混雑によるものでしょう。

JAL306便は 離陸時47分遅れで
10:35+0:47=11:22到着予定だったのを
JALの遅延回復努力で11:10まで12分回復したにも関わらず
羽田の混雑でチャラになってしまった。

空港の発表では 「使用機材遅れ」 ですが
実際は 
使用機材の到着遅延で出発が遅延した
出発空港の混雑で離陸待機時間で離陸が遅延した
到着空港の混雑で 迂回飛行したりして着陸が遅延した
といろいろな事情があるようです。

引用文献
飛行データ:flightrader24 https://www.flightradar24.com
飛行データ2:羽田空港飛行コースHP https://www.franomo.mlit.go.jp/Login.action
気象データ1:日本気象協会 https://tenki.jp/
気象デ^タ2:GPV 気象予報http://weather-gpv.info/

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