秋らしさの代表的な野草 ススキ
ススキと云えば道端に生える ススキ
箱根や山中湖などで見られる ススキの草原
しかし ススキの草原は自然のままだと 年々株が大きく成長し
次第に森林へと変化してしまうらしい。
かつては農家で茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり
家畜の餌として利用することが多かった。
現在では、そのような利用がされないので
ススキの原は株が大きく成長し 雑木林となってしまう
当然ながら
ススキの草原に生育していた カヤネズミなども 見かけなくなってしまう
ススキ草原の状態を維持するには
火入れや草刈りで 原を管理することが必要だそうです
人が好ましいと思う状態を維持するには 手入れが必要なのですね
自然保護と称して 何もしないのも一つの方法でしょう
でも 何もしない”自然”が ”絶対” ではないとも思います。
ある河川敷
50年前は見事なススキの原でした
いまは雑木林になって 見晴らしも悪くなっています
大雨で水があふれ 河川敷の木が倒され流され
下流の橋脚に引っ掛かり鉄橋が流される
こんな事故が起き始めていますね
人間が生活していくために
長年かけて築き上げた環境や文化を維持するための手入れをする
のも自然を守る一つの方法だと思います。
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