2022/10/04

鉄道100年の頃 東京駅

今年は 新橋-桜木町間に鉄道が開通してから 150年目の年


50年前の1972年 この年は鉄道開通から100年/一世紀  記念の年だった。

鉄道開通100年目の年は 鉄道記念日の10月14日を中心に
機関区の公開や 記念列車の運転など 各地で華やかな行事が行われていました。

その華やかな行事が行われている傍らで
いつも通りの列車の運行されていました
その時から半世紀が過ぎて
当時の車両はほとんどが姿を消して 線路際の風景も大きく変わってしまっています。

1972年の鉄道風景 鉄道開通100年目の姿を 振り帰ってみましょう。


 鉄道100年の頃
最初は 東京駅 14番線 15番線 16番線 の姿です。

1972/7/7

東京駅
ブルートレインが発着していた在来線ホームだった15番線から
16番線の新幹線0系を見ます
新幹線ホームは 16から19番線 の2ホーム4発着線でした。
当時の在来線15番と 新幹線16番線から出発待ちの新幹線0系
ひかり はすべて16両編成でしたが こだま はまだ12両編成があった時代でした。

3025M 特急あまぎ3号 157系 
定期列車2往復 季節列車2往復と 伊豆へは急行がメインの
ほとんどの特急は まだ 「特別急行」/特別な急行 の時代でした。

女性の姿は 膝が出ている姿 当たり前でした

ネガの並びからすると 157系あまぎの後 大船まで遊びに行ったようです。
目的が何であったのか まったく覚えていませんが。。。
こんな写真が一枚だけありました

東海道本線大船駅 
35レ 荷物列車 EF58119+PC

大船からまた東京駅に戻ったようです

第7ホーム 売店/キオスク で

7レ 特急富士,機関車機回し,EF65507トレインマーク
14番線に富士を回送後 機関車を開放
神田方に引き上げてから 大阪方に連結するため 15番線で機回しを行ってる最中です
新幹線開通の1964年は 15番線の八重洲側に機回しの為の16番線がありました。

1972年夏に在来線に残る長距離列車は 寝台特急9本と
1101レ桜島・高千穂 101レ紀伊・銀河1号 103レ銀河2号
の3本5列車のみ と激減しています。

そんな訳で在来線16番線は 新幹線の16番線に置き換わってしまいました。


15番線から 5レみずほ が出発する時間なので 17:00頃でしょうか
5レ みずほ は 1972/3月号時刻表では 荷物室・電源車が連結されていない編成,
14系と思われるのですが 20系で出発して行きました
どうしてでしょう?

18:00 7レ 富士 出発です
14系と云う 急行用の12系からデザインを頂いた車両など 
まだ特別急行とは名乗っていない時代でした。

2001レ出雲 14番線 機関車機回し,EF65502


9レ 特急あさかぜ1号,神田側から14番線に進入,EF65509+20系
機回しするホームが空いていないので
神田方に出雲より前に回送されていたようです

食堂付近でウロウロしていたら 食堂従業員が整列してくれました

ナシ2017

機回し専用線がない東京駅の14番15番の2線だけで
1600さくら から1925瀬戸 まで3時間25分の間に
9本の寝台特急を回送,入線,機回し,出発をこなしていた この時代
そのありがたさが実感できていない若造でした。 


春から秋へ大きく季節が変わります

1972/10月 

11:41頃 東京駅15番線/181系 2024M あさま2号 クハ180他 到着直後
      新幹線16番線 0系 線新幹線ホーム
東京駅から姿を消した151系の伝統を引き継いだ181系が
東京駅15番線に再び姿を現していました。


登場した車両/形式は すべて現役を引退して 一部は博物館で見ることが出来ます。
つづき

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