2022/10/26

鉄道100年の頃 青梅線

 

前回のブログでは 立川の線路際を思い越してみたので
今回は 立川から青梅線で奥多摩へ行ってみました。

1972/02/09

青梅駅 2番線に停車している列車は クモハ40072
数年前までは 青梅駅の北側に青梅電車区がありましたが
豊田電車区へ統合されて 西オメ は廃止されてしまいました
クモハ40の右には 留置線と検収庫は残されています

川井駅 立川→奥多摩 73系4連 立川側<McTcTMc>奥多摩側  

1972/3/31現在の豊田電車区に青梅線用として配置されている車両は
クモハ73 36両
モハ72  14両
クハ79  22両
サハ78  14両
クモハ40  8両
クハ55   2両
と 数年前まで走っていたクハ16やクモハ11は徐々に引退して行き
1971/3/31現在で配置されていた17m車クハ16 11両もすべて廃車されて
この1971年一年で 青梅線からの17m車は すべて引退した後でした。

御岳-川井間 奥多摩→立川 73系4連 立川<McTcTMc
現在このカーブでの列車見物は
樹木の成長 敷地内への立ち入り禁止厳格化などから 無理なようです。
立川側クモハ73は モハ72からの改造車,車体近代化(奇数)500番台
奥多摩側は 同様のモハ72から改造のみ(偶数)600番台 と思われます。
当時在籍した500番台は 503 505 515 519
600番台(偶数)は 600 608   でした 
引用:国鉄車両配置表 1971年版 1972年版 発行:鉄道図書刊行会 

編成中間のTcTは 以前のMcTcMcTc 4両編成の名残りでしょうか

以前の青梅線の編成は McTc2両編成が基本で McTc+McTc の4両での運転が主
朝の多客時間は立川側にMc/クモハ40が増結され
青梅ー奥多摩間は 立川からMcTc+McTc で運転され
青梅でMcTc2両を切り離して 2両で奥多摩に向かう列車もありました。

73系4連/立川<McTMTc

御嶽駅 奥多摩行進入


宮ノ平駅 立川行 出発
推測ではありますが この車両
当時豊田に2両だけ在籍していた クハ55005 か 006 ではないでしょうかね

青梅-宮ノ平間 上りセメント貨物 ED16+セキ+ホキ2500+ヨ   

青梅線 青梅-宮ノ平間 奥多摩→立川 73系4両/立川<McTMTc

この踏切も回収されⅢ種踏切 車両も通行できるように改良されています が
見通しも悪くなっています。

青梅駅 留置線 クモハ40072

青梅駅 立川→青梅 73系

立川駅 2番線 立川→奥多摩
当時の職員のレベルを表す 車体へのアジビラを貼り付けた車です。

当時の立川駅 1,2番線は 行きどまり両側ホームで
朝は上り乗り換えがスムーズなように 1番線乗車2番線下車
昼間・夜間は下り客乗り換え重視で 1番線下車・2番線乗車 でした。

現在 立川駅に 当時の青梅線の面影は 残念ながらまったくありません。
そればかりでなく
青梅線への短路線以外 駅のどこを見ても昔の面影は見当たらないようです。

つづく

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