本栖湖から中之倉トンネルをくぐって身延に抜けるR300号線
その途中に「南アルプス展望台」という小さな駐車場がある
いままで 年中視界が悪くて 南アルプスと云うものが見えなかったのだが
その日は クッキリすっきり見えました
南アルプスとは 赤石山脈の通称です
赤石山脈の 核心部分をさす とも言われています
通称はともかく 核心部分とは ちょっと詳しく知りたくなります
Wikipediaによれば
南アルプスとは 赤石山脈の標高の高い部分
つまり
仙丈ケ岳,塩見岳,荒川岳,赤石岳,聖岳の 狭義の赤石山脈
北岳,間ノ岳,農鳥岳の白峰山脈
甲斐駒ヶ岳,鳳凰三山の甲斐駒山脈
の三つの山脈の集合体だと定義しています
またまた新しい 狭義の赤石山脈 なる言葉が出てきました
結構 みなさん拘っているみたいですね
まあいろいろなこだわりは ちょっと置いておいて
標高の高い部分 に戻ります
この説によるならば
山中湖から南アルプスを眺めた
今年1月にこのブログで紹介した
真冬の眺め 山中湖から北岳
https://tsc151.blogspot.com/2020/01/blog-post_23.html
は まさに核心部分と白峰三山が眺められる
極上の特等席 ってことですねぇ
話しは脱線ばかり この展望台からの眺め が本題です
この展望台からは
南アルプスの塩見岳から南側が眺めることが出来る そうで
今回は その中で 荒川岳と赤石岳に注目してみます
上の写真では 真ん中左の白く輝く山々です
拡大して見ます
左が 赤石岳 右が荒川岳
赤石岳の拡大です
左が赤石岳 右が小赤石岳
少し雲が沸いて来ました 急ぎましょう
荒川岳の拡大です
荒川岳は 左から前岳,中岳,悪沢岳 の各ピークの総称です
更に左には 塩見岳
塩見岳は 今回は パス です
荒川岳・赤石岳は1976年の夏に縦走していたので
思いは格別な山 なのです
1976年に縦走した時の記録は
で紹介いたしましたので 縦走の詳細はそちらをご覧ください
椹島→千枚小屋→千枚岳→荒川岳→赤石岳→椹島
と歩いたコースを 黄緑の線で描いてみました
昔を っていうか 若いころを 地図の上で懐かしんでみました
そして
山中湖と展望台から撮影した写真をパソコンのモニターで大きく拡大して
歩いた峰々を眺めながら 当時の出来事を思い出だしながら
千枚岳を眺めている時です
あれ これはなんだ?
拡大した写真の中心から少し下 森林の上の狭い平らな雪面に
直線状の横線が2本見えます
自然界に 直線状のモノは あまり多くありませんから
人工物の可能性があります
自然界に 直線状のモノは あまり多くありませんから
人工物の可能性があります
探してみました
場所からすると 千枚小屋付近でははないだろうか?
GoogleMap3Dで確認して見る
GoolgleMapによると 黄緑〇内が 千枚小屋 です
そうか 36キロ先の山小屋が写っていたようです
当時は 千枚小屋のテント場で幕営で一夜を過ごしました
その縦走した走路を 今度は当日撮った荒川岳の写真に
黄緑の線でトレースして見ます
黄緑の線でトレースして見ます
朝 椹島を出発して 千枚小屋に到着したのは 14時ごと 千枚小屋泊り
翌朝は 日の出前に出発して
千枚岳 悪沢岳 中岳 前岳 荒川小屋 大聖寺平 小赤石岳 赤石岳 赤石小屋
そして 椹島に17時到着 2日間の強行軍の縦走でした
後半の赤石岳の縦走部分も トレースしてみました
荒川岳への登り一辺倒のアプローチ部分と
赤石岳からの膝が笑うのを通り越す下山部分は
富士山の裾野に隠れているので
ちょっと残念
奥の深い南アルプスの山々に挑戦した20代
遠くから撮った山の写真で 縦走した峰々をトレースして山登り
いまは家の中で
遊んでます
いまは家の中で
遊んでます
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