2019/03/25

ぐるっと一周 飯山線2

青春18きっぷを使って 日帰り乗り鉄 のつづきです。

長野駅 飯山線のホームに降りたら 驚き!
一つひとつの乗車口に長い行列,30m近い長蛇の列ができています。 
またまた混雑しているローカル線ですかぁ?
座れるのかなぁ?

行列の方々を数えてみると 列は長いのに人は意外に少なく一列20人ぐらい

キハ110の乗車口は2つですから 一両に並ぶ人40人
座席定員60人ぐらいだから 座ることは大丈夫かなぁ
でも 進行右側前向きはまず絶望的
左側後ろ向きでも窓側が確保できるか,かなり微妙


見たところは長蛇の列 なのですが
一列にきれいに隙間を開けて優雅に並ぶのは,
田舎のスキーのリフトも同じ(ただし10年前の話ですが) 


列車の入線です


十日町まで 約2時間 豪雪地帯を走ります。

残念ながら乗車時は進行右側を確保できず左側後ろ向き窓側でした。
立ち客もいるような混雑です。

長野を発車して,豊野で多くの方が下車,
今度は一転して車内はガラ空きになったので
やっと念願の進行右側前向きの座席を確保できました。


ここまでガラガラになりました。
ずっと姿を見せてくれなかった沿線の雪も見え始め
のんびりと走る列車の中で ビールに駅弁の時間となりました。



雪国 飯山線です

厳冬期ではなく 春の雪ですね




なぜ進行右側前向きの座席にこだわるのか?
前向きは説明はいらないですよね

進行右側にこだわる理由は,そのほうが鉄道がよく見えるから
鉄道は左側通行です。
なので右側の席からは,連れ違う列車がよく見えます。
駅も複線ならば反対向きのホームがあるので必ず見れます。
単線では駅設備が左側のみの駅もあるので,ちょっと注意が必要です。
というように 基本的には右側のほうが近くに,よく見えるのです。


 日本最高積雪地点の 森宮野原 で6分の交換停車
ホームで息抜きです。


交換列車と同時出発


 しばらく 後部展望車で鉄人です

  雪国の飯山線に来てみたかったのです 



最近はあまり見られなくなった豪雪地帯の高床住居がまだまだ健在です。
やはり豪雪地帯ですね 


のんびりと車窓を楽しむ2時間30分の乗車も束の間

1458 十日町に到着, 乗り換えです。
多くの列車が十日町で乗り換えです。 
なぜ乗り換えなんでしょうね?  ダイヤの形から見るならば
135Dは十日町からそのまま越後川口まで行って折り返せば142Dに充当できるのに
と思うのは素人???


その十日町から越後川口へは 一両の列車です。 
すでに入線していましたので 座席に荷物を置いて駅見物してきます。


十日町駅構内  ほくほく線の立派な高架橋が違和感いっぱい です。


北陸新幹線の開通で湯沢-北陸を結ぶ特急が全部廃止され,
いまは普通列車しか走らないほくほく線
大丈夫なのでしょうか? 赤字ローカル線で廃止なんてことには。。。

十日町駅前 雪ありませんねぇ
ずっとそうなんですが舗装路にはすでに雪がありませんでした。
そういえば屋根には,ずっと雪はありませんでしたね。


今回初めて,そして一回限りの途中下車です。 

十日町出発後も雪景色は続きます。

来年は1月か2月にやって来ようかと思いが
その頃は正規料金を払わなくてはいけない,と思うとちょっと複雑。

越後川口 に到着です。 乗り換え時間は5分


47年前 飯山線で到着し,上越線下りに乗り換えた時の一枚です。
駅舎,ホーム屋根,架線柱,梁 などは作り変えられていますが
雰囲気は変わりません。  

越後川口から 水上 へ向かいます。
今日初めての上り列車です。


3月中は水上まで延長運転される1740Mは, 最新のE129系でした。
編成はたったの2両  かつての大幹線上越線も,今はローカル線です。
特に清水トンネル区間の越後中里-水上間は,
定期普通列車はたったの5往復と,超ローカル線となってしまいました。


越後川口乗車時は着席100%,立ち客ありの混雑状態でした。
2両では短すぎるのです。
六日町を過ぎたころからやや空きはじめ,
越後湯沢手前 では
空席もありますが,立ち客もいて やはりやや混んでいます。 


129系という電車,3ドアの車両ですが,真ん中のドアを境に
ボックスシート席と ロングシート席に分かれます。

一応JR東日本も ローカル列車のシートはどれが最適なのか?
試行錯誤 というより 迷いに迷ってる って感じではあります。

上越国境の新潟側 ここも豪雪地帯
周囲は雪だらけ

雨がふり始め,窓ガラスに水滴がつき始めました。 

清水トンネル
前回,上りで通過しようとしたら豪雨で鉄道は不通
代行バス運行でした。 なので何年ぶりの
清水トンネル,ループトンネルの通過になのでしょうか?
と思いながらも 最新の電車はこれらのトンネルもなんの躊躇もなく通過

トンネルを抜けるとそこは 空っ風の地だった。

水上に到着です。 ほんと北風が寒かった。 
松本,長野,越後川口よりもです


こちらは4両編成なので ガラガラ

今 ローカル線は両数が1両,2両と少なく
立っている方がいる区間が多いと感じました。
ここまでで立ち客がいないのは
6両で運転された甲府-松本間
飯山線の豊野-越後川口間 と
ここ 4両の水上-高崎間だけでした。
あとは 
のんびりとした乗車を楽しむ区間ではありませんでした。
首都圏では10両,15両でも乗客が多く座れない状況ですが
数分間隔で走っているのだから仕方ないね 
とあきらめも付きます。

しかし1時間,2時間,3時間に一本のローカル線で

編成も2両,3両と最小限に絞った状態で立ち客がいる
これは 何か違うのではないですか? と一言いいたくなります。


さあ高崎です。乗り換え時間は19分
駅構内でルーチンの処置を行って,今日最後の列車に乗車です。

今日最後は高崎発伊東行き 恐ろしい列車です。
からっ風の吹く高崎から 南国伊東まで行く列車です。
すべてを乗ってみたい気もしますが 
今回はすでに行動時間は12時間を超えていますので
途中で降ろさせていただきます。

では乗車 弁当食べてビール飲んで なので当然グリーン車です。
高崎-平塚間168.8㎞乗車して,たったの980円
168.8kmの普通運賃が3,020円
もし特急が走っていたら 特急券は2,250円
結構お得な設定なのです。

ただし 普通列車のグリーン車座席は
特急の普通車座席よりレベルは落ちますので 念のため。




東海道線のダイヤは,
改正から一週間で貨物の入力がまだ完成していないので
改正前ダイヤを掲載ですが
大きくは変わっていないので大丈夫です。 多分

そして 最後の列車での〆は こちら
 

高崎発1907 平塚着2205 
最後は 3時間の乗車でした。

朝平塚451発 夜平塚着2205
17時間14分の 乗るだけ鉄

乗車時間 871分 14時間31分
待ち時間 163分 2時間3分 
乗車率 84.2%
待ち時間が少なく中々効率のよい計画でした。

乗車距離 717.2km

連続乗車券普通運賃 10,340円
一回で残り1,510円と もう少しで元が取れます。

 でも

細かいこと言うと グリーン料金980円も入れれば
11,850+980=12,830円 なので 未だまだ元は取れていない!

つぎはどこへ行こう?



3 件のコメント:

  1. あずさ1号3/25/2019 11:10 午後

    「老人6?」キップでの日帰りの乗り鉄旅行、お疲れ様ででした。(腰は大丈夫でしたか?)
    私の所は、昼前の通過でしたね。
    今年は、雪がどこも少なめでしたが、豪雪地帯の雪景色も味わうことが出来ましたね。
    最近はのんびりとローカル線御旅はしていませんね。忙しい日々を送っていますので、
    少しうらやましく感じました。

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    1. 腰は問題なし。 問題は3時間半の長距離にロングシート車両ですね。
      ただし通学客はロング・ボックス問わず,シートをあまり使わない これも事実みたいです。

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    2. >少しうらやましく。。。

      真似してください(^_-)-☆

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