2020/05/14

だれも知らない小さな国の鉄道 工事で運休中5


さて 線路の敷設です
第二工区では フレキシブルレール を使用します

原寸図をフレキシブルレールの敷設する単位長さごとに切り出し
3mm厚さの100均コルク板に張り付けます
コルクの裏には 0.4mm厚さの画用紙が補強と厚さ合わせの為に張られています
100均コルク ふにゃふにゃですから

そして今回工事後4年経ていないコルク道床ばらして驚き
ボロボロで粉になります
前も100均 今回も100均 
10年経ったら立て掛けとくだけで 分解してしまうかなぁ。。。
かなり不安

木工用ボンドが乾燥したら カッターで切り取られます

 ちなみにカッターは 
上/整地使うカッター 下/細かな加工用カッター を使い分けます
道具は予算の許す範囲で 良い物 を用意しましょう
特に 刃物類は よく切れる刃物を使いましょう
よく切れる刃物は力を入れる必要がないので
もし刃が意図しない方向に動いても 怪我の防止にもなります
道職人は道具を選びます
道具が分かる男/女/人 になりましょう

カットしたコルク道床を現地に搬入して 仮置きしてみました
 道具のお蔭で ピッタリです 

いよいよレールの敷設です
フレキシブルレールを慎重に曲げて行きます
工具を使うと工具が当たった所だけ力がかかってしまいますので
指でしなやかに慎重に曲げていきます
ただし この段階では型紙にピッタリ合わせる必要はありません
だいたいこんなもん 程度です
細かな曲線の形状は 路盤にスパイクするときに決定していきます

フレキシブルレールの敷設も完了です
レールはスパイクを軽く打っただけで 接着剤などでは固定していません
スパイクを強く打つと線路が上下に変形します
試運転中に微妙な調整をする必要があるので接着もしません

第2工区を 東から西を見ます

中線擬きの分岐する東側ポイント群

同じく 西側ポイント群

線路の敷設が完了したので 電力線の接続です
以前は もうちょっと丁寧に線を出し,曲げ加工をしたのですが
この後のレール路盤着色,バラスト敷きで見えなくなるので
今回はいい加減です

ポイントの配線は コネクタが決定していないので 後回し 
それまでは 手動操作です

さあ 試運転です
その前に ちょっと準備が。。。  祝い酒 一斗ダル?




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