2017年5月10日水曜日

Super あずさ2 運転台高さ

車体長さを調べるので形式図を眺めていて
気が付きました。

運転台屋根高さが違う車両がある と
引用:鉄道ピクトリアル新車年間1996年版 発行㈱電気車研究会



図面の上 クハE350-101~ の運転台屋根高さは 4055mm
図面の下 クハE350-1~ の運転台屋根高さは   3905mm

いままで何度も見ていながら気が付きませんでした。

しいて言うならば 
時々前から見た感じが面長に見えるときがあるね,
見る角度で感じ方が違うのだろう,
ぐらいに思っていました。

一応他の車両もチェックしてみると違いました。
すると
一次車は,貫通・非貫通共 4055mm
二次車は,貫通は4055mm, 

二次車の非貫通のみが3905mmでした。

例によって なぜ???

どうも二次車の設計変更で,
重心を引くするための設計変更のようです。
非貫通だけなのは
貫通形は貫通路の関係で低くすることが出来なかった 
のでしょうか?(私の推理)

振り子車両ですので,一次車から
床面高さを1130mmと低くするなど低重心設計がされています。

二次車導入時にさらに軽量化・低重心化するために,
鋼体構造及び構成部品の見直しや
一部床上機器の床下への移設などを行っていますので
運転台高さの変更も,その処置の一環なのでしょう。

運転台高さの比較を図面でしてみます。

側面図から
赤が 運転台屋根 高4055mm
黒が 運転台屋根 低3955mm
前表示板上からの傾斜はそのままに
低く,やや前位置に運転台窓を設置しています。
運転席の前後方向の位置は他の図面からは
変更無いようなので
運転席は高さだけが変わっているのでしょう。

次に 実車で確認です。
一次車と二次車の大きな違いは,クーラーカバーです。
曲線なのが一次車,四角が二次車です。

松本側12号車での比較です。
一次車 クハE351-1100番台

二次車 クハE351-3~ 
A部は,屋根高さと運転台ガラス下位置の違いの比較です。
B部は,正面デザインラインから運転台ガラス下位置の違いの比較です。
どちらも,二次車の運転台高さが低いのが確認できます。

運転台が下がると車体側面のカーブ形状と
運転台窓との整合はどうしているのか?

こちらもまず図面で確認です。
Old fan ならばご存知でしょう。
151系と481系の運転台と屋根高さの違いの処理方法
図面からは,
481系のいかり肩処理をしたあの時と
同じように見えます。

話がそれますが
車体幅が2844.6mmと2843.2mm
二次車が1.4mm狭いのですが 不明です。

板厚の規格寸法は,1.2mm 1.6mm 2.3mm
外板2.3を1.6に変更すると
その差は×2で1.4mmですが
今時2.3mmの外板で設計するはずないし・・・


いかり肩処理に戻します。 写真で確認します。

運転台 高 4055mm 

運転台 低3905mm
窓後ろと下と 車体との間に斜めに段差を設けています。

この処理はきれいです。
運転台 低3905mmの方が美しくさえ見えます。

こうやって見ると
運転台前面ガラスも違うように見えますね。
上の比較図面では
赤の線(一次車)のほうが広いのですが・・・

ああだこうだと図面や写真を丹念に見ていたら
また一つ変な所を発見です。

次回に続く

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