かなり前に
グリーンマックス(GM)の電車キットを組み立て
連結器をTomixのTNカプラーに変えたところで
何点かの改良点を列記した。
一つは,連結した時の車両間隔が広いこと
もう一つは,レールに乗せて突合せ,連結させようとしても連結できない です。
Nゲージは1/150縮尺なので 500/150=3.3mm
3.3mmに設定すると見た感じは
とても良くなるだろうが
とても良くなるだろうが
問題も発生する。
その問題は急曲線通過時,
カーブ内側となる車体と車体がぶつかってしまうのは,
ほぼ明らか。
ほぼ明らか。
我が鉄の最小半径曲線はR282mm
現実の世界では 半径42mの急曲線
現実の世界では 半径42mの急曲線
この急曲線を
安全に通過できる車両間隔は何ミリなのか?
安全に通過できる車両間隔は何ミリなのか?
なんで計算? 実物で確認してみれば簡単じゃない?
当然です。
まあ
ヒマつぶしと
ボケ防止のための頭の体操 にお付き合いください。
まず仮定事項
車両のR282の曲線通過時の最小車両間隔を「1mm」と設定する。
図ー1の中央一番上の数字「0.5mmと仮定」と記載部分である。
後は三角形の組み合わせを,三角関数と逆三角関数で
淡々と計算するだけだから
図ー1
図ー2 図ー1のA部詳細
計算後の最小車両間隔⇒ 0.49×2=0.98mm
図ー3
連結器首振り角度⇒ 4.31°
台車中心から連結器連結面までの距離⇒ 21.1mm
図ー4 台車と連結器寸法からの直線時の車両間隔
計算結果から
模型車両間隔4.7mm 実物換算700mm と1.4倍でOKと結論。
これらから密着連結器の改良をしよう。
ところでボケ防止には,頭の体操と体の体操
どっちが有効なんだろう?
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