2020/06/09

1972年夏 ぐるっと東北

ちょっと半世紀近く前のお話
1972年 8月22日

その日はとりあえず東北に向かって旅の出発日
会津若松へ行く とこまでは確定ですが
その後どこへ向かうのかは 現地で考えます 
帰京日も決まっていません  一週間以上10日未満ぐらいの予定です
乗車券は 東北均一周遊券
東北地方の路線が乗り放題で 急行にも乗れます
特急は特急券を購入すればOK
18きっぷみたいに ダメ! なんてアホなことはありません
東京からだと 有効期間10日間 学割で4600円 でした
奨学金 約一か月分ですね


ところが 昔の周遊券をだしてみて びっくり!
「名古屋市内→東北地方国鉄線」
「13日間有効」
だったのです


発行が「千種駅 47-8.21」なので
名古屋の先輩 モ5501さんに 前日に購入してもらったんですね
東京だと有効10日間 名古屋なら13日間
有効期間3日間のプラスをしたかったのでしょう たぶん

全く覚えていませんでした 
お手数をおかけして申し訳ございません
ありがとうございました
 

おそらく 上野駅で東北周遊券を頂き  さあ出発です
上野発10:37/8401レ急行ばんだい51号 オハ352755 に乗車

急行なのに乗車した車両は オハ35 
当時の臨時列車はあちこちから余っている車両をかき集めていた関係で
普段なら普通列車に使われるような車両で 急行列車を仕立てることなど
当たり前のように行われていた と記憶しています
ちなみに オハ352755 当時の所属は 一ノ関だそうです

時刻は14:20 列車はすでに郡山に到着
ここでやっと最初の一コマが登場です 
郡山駅構内で入替作業中の ED77901 試作車です 
所で 時間は12:34のように 「:」で時と分を区切りますが
ここでは入力が面倒なので 「:」を省略して 1234 と表記しますので
よろしく
 
郡山で
1428発 8401レ仙台行ざおう51号と 
1432発 8201レばんだい51号と 2列車に分かれて目的地を目指します

8201レばんだい51号は ここからED77がけん引する予定です

ざおう51号が出発して ばんだい51号は機関車の連結を待つ間に 観客が集まって来ます
遠くで 1435着1012Mひばり5号が構内に進入して来ていますので
8201レは少し遅れ気味のようです

やって来た機関車は ED771 量産初号機がけん引するようです
おばちゃんたちがちょっと邪魔ですが。。。

連結寸前
 連結完了です
13号車は 水戸の車両ですから やはりばんだい51号 寄せ集め車両の急行ですね

郡山からは 磐越西線 です

時刻表での停車駅は 磐梯熱海と猪苗代の2駅ですが
運転停車もあったでしょうから どこの駅だったのか
客車は乗降口も連結口も 常にカギは開けっ放し 開放的でした
最後尾は いつも 庶民の展望車 だったのです

川桁駅だと覆われますが 運転停車でしょうか

次の猪苗代で上り列車と交換の予定ですが 
遠くに見える出発信号機は 赤現示 ですから何か来るのかもしれません

こんなことしていますが 終着の会津若松ではなさそうそうです
機関士さんにお願いしての行動 だと思います たぶん
いまは亡き Hさんと Fさん

会津若松1603着
この日は学生の分際で東山温泉泊りです
つづく

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