2018/10/25

八ヶ岳南麓 秋3 入笠山

入笠山
以前は富士見から車で登れました。

ところが
最近はマイカー規制とやらで個人では登れなくなってしまいました。
正確には8時から15時までは
どこもかしこも自然保護となるとマイカーがやり玉に挙がってマイカー規制
本当にそれが自然保護の効果的な手段なのでしょうか?

マイカーでは登れない。
では行くにはどうしたらよいのでしょうか?
地元,富士見町が経営に参加している
富士見パノラマスキー場のゴンドラに1,650円を支払えば登ることができます。

乗り場は ここ
冬の間 ここは富士見パノラマスキー場として営業されています。
このスキー場
コースは3本だけ  でもリフトは6本,ゴンドラもあります。
このゴンドラリフトで滑れるコースがすごいのです。
距離3,000m 標高差736m 平均斜度13.8度 
この距離,この標高差を一気に駆け下りれるゲレンデは
長野県全域を見渡しても ぴか一 です。
なので営業も強気で,リフト料金は4,500円/大人1日券とビックゲレンデ以上なのです。

そのゴンドラの周囲はカラマツ林
 残念ながら黄金色のカラマツは見あたらない

ゴンドラ降り場からみた
冬にはゲレンデとなる斜面と,今日は雲隠れした八ヶ岳

八ヶ岳の麓,富士見町方面を見てみると,
左の長い橋は 立場川にかかる中央道
右端には中央本線の立場川橋梁が見えています。
いつか 中央線大俯瞰撮影に挑戦しなくては。。。

ゴンドラ降り場から入笠湿原までは徒歩10分ほど
カラマツに囲まれた小道を歩きます。


カラマツの間から見えた町はどこでしょう? 原村あたりでしょうか?

この木道を下ると 入笠湿原 です

湿原に到着です

湿原はすでに 白と茶の世界



ここの白樺の葉もその多くはすでに落ち葉となった様子





わずかに残る青色
エゾリンドウでしょうか






白樺の元に広がる枯草は エゾリンドウ のようです
一か月前はさぞ壮観な青色・紫色の原だったようです
来年はそのころに来よう!

ここは日本スズランの群生地でもあるようです。

日本スズランはとっても小さい。 よく見るドイツスズランよりも小さい。
木道以外立ち入り禁止の湿原で,
その木道から遠くの小さなスズランを見ると 葉の緑と花の白しか見えないのでは?
依然来たときはどうだったかな?

ありました スズラン
2004/6/19 入笠湿原にて


白樺の根元は くさもみじ

シラカンバの紅葉はやさしい色使い

湿原の周囲の森にはサルオガセ

空気中の水分と光合成のみで生きている 不気味な姿ですよね

マムシグサ これも不気味

ふにゃ っとしたピンクの実
マユミでしょうか?

アカツメクサ?

何にの実でしょうか?

マツムシソウも花弁を落とし冬準備

ワレモコウ 

入笠山付近の飲食店や宿

数年間に訪れた時と比べると活気がありません

シーズン終了後の平日だから?
それにしても全体的に建物も傷んでいるようだしね
マイカーも来ない,団体客の載せたバスも来ない
来るのは1,650円のゴンドラリフトだけ だからでしょうかね



ちなみに今年の紅葉 なんとなく地味のような気がしますが
いかがでしょうか?

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