2018/10/12

1981年10月 晩秋の尾瀬2

鳩待峠から至仏山に登って,尾瀬ヶ原の西の端,山の鼻小屋に下ってきました。
ここから尾瀬ヶ原を西から東に縦走です。



今日の幕営地は竜宮小屋, 
のんびりと尾瀬ヶ原の散策をしながら竜宮小屋を目指します。


秋も10月の末になると 紅葉は盛りを過ぎて
一面黄金色というより 黄土色の枯れ葉の装いです。




そして なんと 突然と翌朝です。
すでに見晴の十字路は過ぎて,尾瀬沼まで来てしまったようです。

前日の幕営地の到着も,テント設営も,夕食の準備,食事中も
みんなすっ飛ばしてしまったようです。
若い時ってこんなもんなんですね。 歩く ってことしか頭になかったのです。

この当時はフィルムの時代 
さらにこの時はポジフィルムをカメラに入れていました。
プリントにするネガフィルムより,ちょっと高価だったんですね。
なので撮影枚数をケチっていた のも事実です。


人数が若干足りません。 立っている人は別人ですから。
元気な二人が,夜明け前に出発して
燧ケ岳を登って尾瀬沼長蔵小屋で合流する そうです。
わたくしは元気じゃないし,昨日至仏山に登ったので十分に満足しているので
のんびりと長蔵小屋直行組です。

カラマツがきれいですね。
愛想が悪い男二人は見向きもせずに黙々と歩き
ひとり女性が手を振ってくれています。
でも内緒ですが この子の名前思い出せないのです。
どうしよう?


尾瀬沼の周りは秋の気配 濃厚です。


長蔵小屋が見えてきました。
  


燧ケ岳組も到着
日向ぼっこしながらの大休止

このあと三平峠を超えて大清水まで歩き
そこからは車で沼田へもどり 尾瀬ヶ原・尾瀬沼山行の終了でした。

40年近く前 茶枯れの尾瀬の思い出 でした。 

PS:  昔の写真を眺めてみるのもいいもんです。
そして  ポジフィルム たいした腕でもないのに,落ち着いたいい色ですね。
デジカメとは ちょっと違います。 

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