昔むかし 冬こそ北海道 1
沼ノ端
後期試験/学年末試験 が2月の始めに終わると
入学試験が始まる。
学校にとって 受験生はお客様ですから万全の準備を施しますが
そんな時に 何をしでかすかわからない ただの在学生は 学校にとっては邪魔なので
まだ冬なのに学生を近づけないためにでしょうか 春休みが始まる。
夏休み/2か月 冬休み/3週間は アルバイトの繁忙期だったけれど
どういう訳か4年間 春休み/2か月 にアルバイトはしなかった。
ノンビリとした4月の新学期が始まるまでの長期の休み
何かをしなければ暇すぎる そうだ 以前から思い描いていた
冬こそ北海道
を実行しよう!!
50年前の 1974/2/22
上野1030/25Mはつかり3号→1901青森1925/27便 青函連絡船→2315函館
で北海道へ旅立ちです。
乗車券は当時の学生旅行の定番 均一周遊券 です
当然学割は利きますし さらに冬は2割引き とお得な切符です
急行列車まではこの周遊券を提示するだけで乗れますが
特別急行列車/特急 は 特別急行券の別途購入が必要でした
但し 現在の18きっぷなどとは違って 普通乗車券の購入の必要はありませんでした。
上野から夜行急行ではなく 昼間特急を利用したのは
あさイチで 沼ノ端の地に立ちたかったから だと思います。
函館2340→1217レすずらん4号→車中泊
この日2/22は函館出発までで 車中で日付が変わりました。
1974/2/21
車中泊→1217レすずらん4号→445苫小牧607/721D→622植苗
あさイチ 日が昇る時刻に降り立たのは 植苗から歩いてすぐの
通称・沼ノ端
苫小牧で分岐した 札幌への千歳線と 岩見沢への室蘭本線が交差する地点で
当時の ”鉄” には 有名地でした。
室蘭本線 沼ノ端-遠浅
7:10頃 9491レ 苫小牧→赤平 D51+セキ
注1:時刻はすべておおよその時間です
初めての北海道 それも真冬
自分が思い描いていた 広い北海道 を 具体的に形にした 最初1枚 です。
最初に立った大地は あこがれていた大平原です
その大平原に現われた
地平線の彼方から 真っすぐに大地を切り裂く線路を 煙を吐いて爆走する機関車
これが この時代の 北海道の鉄道 だったのです
この光景に 間に合ってよかったぁ
50年前の大きな思い出です
千歳線 沼ノ端ー植苗
7:28 1230D 小樽→室蘭 キハ17の雰囲気です
当時 室蘭に8両ほど キハ17が在籍していました
室蘭本線
7:36 222レ 岩見沢→室蘭 C57+PC
貨物列車だけではなく旅客列車も 煙を吐く機関車が引っ張っています
この一週間ほど前に 山陰でみたことが ここ北海道の幹線でも行われている
しかもこの地の列車は 大地を切り裂く直線を 爆走してきます
7:45 4487レ 五稜郭→釧路 D51+FC
平坦な直線路を高速で 煙を吐きながら走る機関車は 壮観です
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