2022/09/04

シキ801 荷物を抱えて昼寝

大物車 シキ801が走る 

未明に川崎を出てその日は相模貨物止り 
相模貨物で昼寝をしているらしいので チャリで覗きに行きました
花水川左岸堤防を北に進むと 見えて来ました
異様な物体が。。。  

シキが走る とはいっても 昼寝が見れる が正しい日本語かもね
これが昼寝中の シキ801変圧器搭載の姿です
シキ801 単独では
長さ26,800mm 自重66.9t
最高速度 積車45km/h 空車75km/h
これが 昼寝をしている原因ですね
足が遅いので列車密度が高い昼間では後ろの列車がつっかえちゃうので走れない

夜だって相模貨物駅で見るならば
夜中1:10までは下り1時間に9本の貨物列車が走るラッシュアワーで
空いているのは 1:10から3:30までの 2時間20分 だけ
45km/hの最高速度で2h20mの間に走れる距離は 約105km
ちょっと工夫したりして静岡辺りが限界なのでしょうね
2軸台車が片側4台 計8台 16軸であります

形式図で見てみましょう
引用:誠文堂新光社 国鉄客車・貨車ガイドブック
岡田尚明・谷雄生 著
この図は荷を搭載している状態ですが 荷の形状は一例ですね

積荷は関西電力湖東変電所向け変圧器
長さ35,774mm 重量155t
車両限界いっぱいに 鉄と銅線の塊なのでしょうね

シキ801と積荷の合計では
長さ 26,800+8,974=35,774mm
重量 66.9+150=221.9t
一軸当たり 13.9t
長さは機関車2両分 重さは 機関車2両分 ちょっとプラス
最後尾には 最近では見ることがあまりない 緩急車ヨ8402

ここは相模の国 大山からも覗き見が出います

相模貨物駅は 安藤広重 東海道五十三次 平塚宿 に登場する
地元では有名な 高麗山 の麓にあります

ここからの牽引機はEF210のようです。
おそらく 翌日未明に相模貨物駅を出発して
静岡,西浜松,稲沢と昼寝を繰り返して 醒ヶ井で荷下ろしした後
空荷で返却されてくるのは 1週間後 だそうです。 

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