2021/07/21

安曇野でぶらぶら 4


まだまだ ぶらぶら

あやめ公園の隣の龍門渕公園に展示されていた
C56 124
側面の番号銘版は イミテーションでした
遠くからはきれいに見えますが 近づくとかなり凸凹ですね
案内板によると 1974年4月に七尾から木曽福島に転属して
1975年3月に廃車されたそうです
典型的な 会計監査指導による全検切れ廃車,全検期間あり車両の補充移動 ですね
同じ長野県内で廃車され機関車ですが
ここ篠ノ井線にはあまり縁がなかったのではないでしょうかね
 
次に訪れたのは
山岳写真だけでなく いろいろなことに記録を残した田淵行男記念館
初訪問です

田淵行男記念館 外観



残念ながら 館内撮影禁止 でした

”奥穂高岳” と題する写真 が印象的でした
中央に大きな山が居座り 左には鞍部が 
右は右下がりに少々険しい稜線が写る写真 でした

奥穂とされていますが 写真の山をよく見ると 
何だかちょっと違います この中央の山 奥穂かなぁ?
左の鞍部は”白出しのコル”みたいだし この山は涸沢岳じゃない?
と思って 解説を読むと
”特徴に乏しい奥穂高岳, 背後霊のように 涸沢岳が寄り添う” だと!
笑ってしまいました

映像は 言葉では 伝わらないかァ~

是非 行って 見てください
入場料 310円 です 



と 書いては見たものの やはりこれでは中途半端なので
図書館に行って 借りてきました

以下 重複しますが ちょっと詳しい解説です

田淵行男写真集
借りてきたのは これ
近所の図書館ではこの本しか置いていなかったので

この写真ズバリではないけれど
似た写真がありました
この写真の題は 「涸沢岳とザイテングラート」
引用:山は魔術師 著者:田淵 行男
発行:実業之日本社
以下の写真も同様です
蝶が岳からの撮影です
記念館で展示されていた写真は こんな感じの構図だったと思う
右にすこし寄っている大きな山が 涸沢岳
左の鞍部が 白出しのコル コルの下には有名なザイテングラートの岩場
コルには穂高岳山荘が見えています
奥穂高岳はこの写真の2倍くらい左にある大きな山で 
この写真では コルから左上に伸びる稜線だけが写っています

田淵行男記念館に展示されている
「奥穂高岳」
には 奥穂は写っていなくて 涸沢岳が写っていて
解説で
”特徴に乏しい奥穂高岳, 背後霊のように 涸沢岳が寄り添う”

最後に蝶が岳からの 穂高連峰の眺めです
この写真を見ていただくと ”涸沢岳が背後霊”が伝わってきませんか?

左端に前穂高岳 右下に下がりながら1峰2峰・・・6峰
中央少し左 前穂の峰に下半身を隠すように 奥穂高岳
中央少し右に 涸沢岳 です
つづく

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