レールの設置した後
試運転をずーっと長々と続けて
レールが安定したのを確認してから
路盤に土を入れ,地面が出来たら
草が生えました。
そして窪地には水がたまり池も出来
川には水が流れ始めました。
しばらくすると樹木も芽生え
林に森へと成長するでしょう。
杉の木は樹齢30~40年
樹径20cm,樹高15mぐらいで成熟し
成長から子孫を残す活動に移行し
花粉を巻き始めるそうです。
いま私が遊んでいるこの世界は
あの世界の150分の一の世界
あの世界の30年は 30年÷ 150分の一で ≒0.2年
この世界では たったの0.2年
つまり 2.4か月 にか過ぎません。
樹高15mということは 15m÷150=10cm
2.4か月後には10cmの樹木で線路の回りに森が出来る!
これは素晴らしいことではないか。
いよいよレイアウトも自然環境も完成が近づいています。
でもですねぇ そんなことになったら
この世界ではガリバーの私には
樹木の下10cmの所にある線路際の
細かな作業が出来なくなってしまうではないか。
まだ線路際作業が残っているのです。
残っている線路際での大工事 バラスト巻き
既に一部線路では試しに施工して手順は確認済み
そして工具,材料はすでに納入済みなので
イッキに施工してしまいましょう。
草が生え,木々はまだ芽吹かない線路際
レールの側面はしっかり錆びてますねぇ
良い感じのレールと枕木
さあ バラストを巻きましょう
バラストという”石”をスプーンという工具で
線路に巻きます。
バラストは鉄の粉が錆びて着色された茶がメインです。灰色もありますので,気分で使い分けます。
上からばらまくと,石は枕木の上にも巻かれてしまいます。
こんな感じに
これではかっこ悪いので
筆で枕木の上に巻かれた石を取り除きます。
枕木一本一本,丁寧に
かなり細かで根気のいる遊びです。
いい加減に筆で掃かれた線路です。
数個の石が枕木の上に残っていますが
見なかったことにしましょう。
巻かれた石を固めてバラストとして崩れないようにします。
界面活性剤を混ぜた水で路面をスプレーして
木工用ボンド水溶液を染み込ませて接着するのです。
界面活性材が含まれている中性洗剤を
水に数的混ぜます。
これで湿らせたところに,木工ボンド水溶液を垂らすと
水玉にならずに
スゥ~ っと吸い込まれていくのです。
気持ちいくらいに
興味のある方は(いないと思うけどね)
まず,乾いた砂に何かを垂らしてみてください。
水玉になって中々砂に吸い込まれません。
次に砂を中性洗剤を薄めた水で濡らし
そこになにかを垂らしてみてください。
あっという間に水が砂に吸い込まれていきます。
劇的な違いを実感していただけると思います。
なのでここでも
中性洗剤を数滴混ぜた水を
バラストにスプレーして湿らせます。
湿ったバラストに木工用ボンド水溶液を垂らします。
線路の真ん中に垂らすと
両脇に広がってボンドが全体にいきわたります。
しっかり染み込むと良い感じになりますが
まだ乾燥・固まっていないので
触ってはいけない,動かしてもいけない
一日以上かけてしっかり乾燥させると
カチカチに固まります。
立てても,触っても大丈夫
これにてバラスト巻き
一気に全線施工が工事完了しました。
重要な注意点を一つ
ポイント周囲に木工用ボンド水溶液を巻くときは要注意
ポイント内部に染み込まないように
シール処理してから実施しないと
ポイントマシンが固まってしましますヨ
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