2020/01/02

1975年 冬・上越線


昔むかし
この冬の12月から「とき」に投入された 183系1000番台を見に行こう
と云う お話がありました

とき = 冬 = 上越 だったら
やっぱり 雪 でしょう

と 今から思うと何とも言えない理由でしたねぇ
年明けに清水トンネルをくぐって183系を見に行くなんて


なるべく早い時間に清水トンネルをくぐることにしよう
上野で始発電車に乗るために
前夜は 東北沢の友達宅に泊まって
それでも 小田急始発では上野始発には間に合わないので
渋谷まで夜明け前の街を歩いて 山手線始発に乗ったのです。

1975年1月6日

乗り換え時間で水上駅には発着する列車を眺めていると やって来ました

特急とき 183系1000番台
早速,この日の目的の半分は達成です
新車ですから ぴかぴかです
水上駅 急行石打スキー 155系
当時 東京付近では 155系を使用した臨時列車の頻度は多かったので
見る機会はかなり高かったけれど
今から考えると貴重な列車です
当時はフィルムも貴重品
貴重な列車なのに写真はこれ一枚
何ということでしょ たった一枚しか撮っていないなんて
今なら10枚,20枚は当たり前なのに。。。

清水トンネルを抜けて いよいよ上越です
土樽駅 特急とき 181系
まずは駅撮りで 181系を捕獲

当時 181系は マスコミに叩けれていました
良く揺れる 故障が多い ボロボロだ 陳腐化している などなど
初期の車両で16年 そんなに古くは無いけれど
当時の国鉄労働組合は「働かないことが労働者の権利」みたいな
集団だったから そちらの影響が大きかったのかな

それとマスコミの妙な正義感と云うか批判だけ体質
深く勉強もしないで 生半可な聞きかじりの知識で記事にしてしまう
と だんだん調子に乗ってしまうので この辺でやめておこう

  
特急とき 183系1000番台
181系が不評だったので この冬から投入された
183系1000番台です
房総特急183系0番台に 耐雪耐寒設備を施し
MG(発電機)などを増設して信頼性向上の改良がされた
と当局がPRした車両です
正確には信頼性を向上させたのではなくて
本当は2台で良いところ3台乗せて 1台壊れてもまだ走れます
っていう考え方の車両です 
房総の183系0番台は前面貫通ドア付きで 何となく貧弱だったデザインが
1000番台では貫通ドアがなくなり 愛称表示器も大きくなって
形状はこちらの方が好みだった

特急はくたか 489系
生まれは 上野発 信越線経由 大阪行き 特急白鳥 で 
直江津で青森発の白鳥と併結して大阪を目指した列車でした
1965年10月 白鳥と分離,区間変更もして
大阪ー青森 列車が   「白鳥」
金沢ー上野 列車が 「はくたか」
となりました。
特急車両のシンボル ボンネット形状 でしたが
1972年に183系0番台の登場,485系200番台の登場で
ボンネット形状の先頭車に陰りが見え始めた頃 でした。 


さあ ここから歩きで 越後中里方面に向かいます
土樽-越後中里間 

特急とき 181系

80系 6両編成
関越自動車道は未開通 なので この風景もまだ健在でした

急行 佐渡 165系
特急 とき 181系

関越道開通後の現在の撮影地点です
写真引用:GoolgleMap
国道と上越線の間には関越道が横切り
河川敷も樹木が茂り 橋梁の橋脚が樹木で隠されて
無残な光景に変わっています

そんな無残になった風景ですが それを切り取り仕上げた写真があります
2019年10月 JR東日本のカレンダー です

雪道を越後湯沢方面に歩いて向かいます

2 件のコメント:

  1. いいところですね、ヤマメが釣れそうなこういう堰堤の淵、好きです。

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    1. 渓流の魚、岩魚、山女魚 漢字名がいいですね

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