2024/10/31

高原の秋 10 寄り道

 高原の秋 10

年に何回も県道17号/Rd17 を走っているので ちょっと寄り道です

韮崎中央公園

EF15198+トラ72379+トラ74778+トラ75013+ヨ14041
この公園には 引退した鉄道車両が屋外展示されています
EF15形電気機関車は 昭和20年代に登場した貨物用機関車の代表形式です
展示されているEF15 198 号機は 甲府に配属,身延線で運用の実績はありますが
韮崎との関係は わかりません。。。
最近 再塗装がされたそうですが 屋外屋根なし展示なので 今後が心配ですね
トラという あまり注目を浴びない無がい車一緒なのは興味津々です

ヨ14041
ヨ/緩急車 
最近の貨物列車には連結されないていませんが
以前は 貨物列車の最後部には必ず連結され 車掌が乗務していました
旅客列車と違い接客業務は無いので もっぱら安全確認と運行管理が業務でしょうが
ヒマですよね 普段は。。。


同じ公園に さらに こんな貴重な機関車もいます

C12 5
屋根なし屋外展示なので 心配通り 傷んでます
次の山は 予算がないからと撤去 なんて言い出さないか心配

現状もかなり醜いのでちょっとだけ塗料をかけてみたのですが。。。





保存車両
はっきり言って こんな姿にしてしまうなら 保存などしてほしくないですね
 
ブームが去り 予算がないと言い訳してメンテナンスも不十分なまま
目先の出来事にとらわれずに 中・長期を見定めてほしいですね


2024/10/29

高原の秋 9 野鳥たち

 高原の秋 9

野鳥たち

いつでも どこでも 姿を見かける
シジュウカラ/四十雀
屋根に溜まったどんぐりを探しに来たようです
いつ見ても おしゃれな野鳥 です

メジロ
最初ファインダーで見た時は ジョウビタキの♀かな と思たのですが
よく見ると   体が緑がかっていること
目の周りの白リングの形状がジョウビタキの〇でなくクチバシ側が開いたCであること
からメジロと同定しました

こちらは迷うことなく メジロ




赤い実が目当て だったようです

ジョウビタキ ♀
本来は冬鳥であるジョウビタキ
10月の始めですので渡って来たばかりにしては早すぎます
 
電柱の足場に止まる あどけない顔したジョウビタキ
茶の体 白い斑紋 オレンジの尾 からジョウビタキ♀ です
ただ ここのジョウビタキ メスの体色は淡褐色とか灰褐色と云われているのですが
やや褐色が濃いような気がするのですが。。。 

メジロは この赤い実を食べていましたが
ジョウビタキの好みではないのかな
斑紋から上はメスの雰囲気なのですが 斑紋から下はオスの雰囲気
やはりなんか変な気がします

枝に止まっているジョウビタキも 上の屋根に止まっているのと同じ雰囲気です




こちらの個体も色黒でメスなのかオスなのか


場所は八ヶ岳周辺 時期は10月始め
もしかしたら夏をここで過ごした繁殖した幼鳥が成長した姿 なのでしょうか
 

ジョウビタキ ♂
こちらは 正真正銘の ジョウビタキ♂ の姿です


越冬するジョウビタキが10月初め/10/1 に八ヶ岳に到着するのは
やや早過ぎかなと
ならば 夏を過ごし繁殖した家族のジョウビタキ

野鳥に未熟な私にはちょっと難しい問題ですが
だったりすると 楽しいですね


2024/10/27

高原の秋 8 赤とんぼ

 

高原の秋 8
赤とんぼ

赤とんぼ と呼ばれるアキアカネとナツアカネ

普通のトンボは止まった時 羽を水平に広げた状態ですが
アキアカネとナツアカネは
止まった時は羽を水平に広げていますが
徐々に水平から前下方に閉じて休む のだそうだ

   アキアカネ : 里で夏の始めにふ化した後
                  涼しい高原に移動して秋になると里に戻る
   ナツアカネ : 夏から秋まで 里で過ごす        

その区別は以下の様ですが 中々難しい

アキアカネと ナツアカネの違い

翅胸第1側縫線に沿う黒条の先端が、
アキアカネが尖るのに対して  ナツアカネは角状に近い
但し その黒条の太さの個体差は大きい
未成熟のオスは、アキアカネが黄色みが強いのに対して、ナツアカネは橙色みが強い。

 アキアカネ         ナツアカネ
   
       中央の黒条の先端はが尖る   中央の黒条の先端は角状に近い
     引用:Wikipedia アキアカネ

まず 赤とんぼの特徴から
赤とんぼ 止まった時は羽は水平に広げている

止まった時 水平にしていた羽を その後 羽を前下方に閉じたてジッとしている

次に アキアカネとナツアカネの違いの確認
翅胸第1側縫線に沿う黒条の先端の形状を確認するために 2匹の形状を拡大してみた 

中央の黒状の先端は角上に近い/尖ってはいない

もう一枚 中央の黒状の先端は角上に近い/尖ってはいない
2匹とも 尖ってはいないようなので どちらも ナツアカネ でしょうか

斜め後ろからの姿では 羽の閉じた形が分かりやすい

この個体は 黒状を拡大した下の個体です

尾の上部は赤くなっているが その他はまだイマイチ
9月が暑かったので まだ体の色も赤とんぼになる前なのでしょうか



黒状が羽で隠れていなので 拡大してみました
中央の黒状の先端は角上 なので この個体も ナツアカネ で間違いないようです

3個体の黒状を拡大してみました すべてナツアカネのようです

時期は10月始め 場所は標高1100m 体の色も赤くなり始めで全身赤ではないので
まだ里に戻りきらない ナツアカネ で確定ですね 
 





赤とんぼ/ナツアカネが飛び交っている 高原でした。