2024/10/27

高原の秋 8 赤とんぼ

 

高原の秋 8
赤とんぼ

赤とんぼ と呼ばれるアキアカネとナツアカネ

普通のトンボは止まった時 羽を水平に広げた状態ですが
アキアカネとナツアカネは
止まった時は羽を水平に広げていますが
徐々に水平から前下方に閉じて休む のだそうだ

   アキアカネ : 里で夏の始めにふ化した後
                  涼しい高原に移動して秋になると里に戻る
   ナツアカネ : 夏から秋まで 里で過ごす        

その区別は以下の様ですが 中々難しい

アキアカネと ナツアカネの違い

翅胸第1側縫線に沿う黒条の先端が、
アキアカネが尖るのに対して  ナツアカネは角状に近い
但し その黒条の太さの個体差は大きい
未成熟のオスは、アキアカネが黄色みが強いのに対して、ナツアカネは橙色みが強い。

 アキアカネ         ナツアカネ
   
       中央の黒条の先端はが尖る   中央の黒条の先端は角状に近い
     引用:Wikipedia アキアカネ

まず 赤とんぼの特徴から
赤とんぼ 止まった時は羽は水平に広げている

止まった時 水平にしていた羽を その後 羽を前下方に閉じたてジッとしている

次に アキアカネとナツアカネの違いの確認
翅胸第1側縫線に沿う黒条の先端の形状を確認するために 2匹の形状を拡大してみた 

中央の黒状の先端は角上に近い/尖ってはいない

もう一枚 中央の黒状の先端は角上に近い/尖ってはいない
2匹とも 尖ってはいないようなので どちらも ナツアカネ でしょうか

斜め後ろからの姿では 羽の閉じた形が分かりやすい

この個体は 黒状を拡大した下の個体です

尾の上部は赤くなっているが その他はまだイマイチ
9月が暑かったので まだ体の色も赤とんぼになる前なのでしょうか



黒状が羽で隠れていなので 拡大してみました
中央の黒状の先端は角上 なので この個体も ナツアカネ で間違いないようです

3個体の黒状を拡大してみました すべてナツアカネのようです

時期は10月始め 場所は標高1100m 体の色も赤くなり始めで全身赤ではないので
まだ里に戻りきらない ナツアカネ で確定ですね 
 





赤とんぼ/ナツアカネが飛び交っている 高原でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿