秋を探しに5 小海線大ループ

朝、５時に起きて空を確認すると

青空は広がってはいないが雲は厚くないような感じ

始発まであと一時間

日が昇ると雲は切れてくれるかもしれないので、とりあえず実行

と判断して準備する。

現地着は５：４５分

始発到着まで１５分くらいあるのでのんびりと準備です。

肝心の天気と山の見え方はまあまあ

上空は低い雲がだらしなく横たわる

甲斐駒ヶ岳は見えてはいるが山肌はぼんやり

鳳凰は雲に隠れて姿が見えない

朝日は東にまだらな雲があるので、日が射したり陰ったり

ここは　小海線　小淵沢-甲斐小泉間　

小淵沢出てすぐに差し掛かる180度の大ループの超有名撮影地です。

6時から7時までの一時間に３本の列車が撮れるハズなので

一発目はオーソドックスな大ループ内側の田んぼの脇に三脚をセットして

２発目、３発目は　甲斐駒を主体に構える予定です。

6：00　さあ始発の時間です。

いつ来るか、いつ来るかと耳を澄まします。

ここは列車が現れる方向に中央道が走っているので

車の音が紛らわしくて、列車と何度も間違える。

6：05　遅いな。　遅れてるのかな

6：10　遅すぎるね

6：15　すでに１０分以上の遅れ。　

ネットで調べ見ると、　「車輪空転により小淵沢-野辺山間で一部列車が運休」

おや！　なんだって！　運休なんだぁ

ってことはだよ、２本目はそれの折り返しだから

7:00の二番列車しか取れないことになるのかよぉ

後45分待ちで始発の二番列車を撮って　今日はそれだけで終了だね。

すぐ近くを中央線が走っているが、

この時間は211系の普通列車とＥ257系のあずさだけ

どちらもアクセクして撮るほどのこともないので

のんびり、ダラダラとここで待つことにする。

でもね、車輪空転って何だろう？

ヤツデがレールの上を這いまわり、それを車輪でつぶすと滑ってしまう

のは小海線ではよくあることだけど、今日もそうなのかなぁ。

暇なんでさらに調べてみると

どうも朝つゆで滑って車輪が空転した　らしいぞ

おいおい　情けないじゃないか。　水で滑って運休

それも結構頻繁にあるらしい

対策は取らないのかなぁ

まあ対策しないから時々、車輪が空転して運休になるんだよね。

情けないね

そんなことしていたら、沿線の住民から信頼されなくなって

通勤者は車へシフトするし

他に手段を持たない通学者しか利用しなくなるよな

なんてダラダラ考えごとしていたら時間です。

222Ｄ　中込→小淵沢

おや、一両かよ！　朝の通勤・通学ラッシュはないのかよ！
次の列車は9時過ぎ小淵沢着だから通勤・通学列車はこれしかないはずなのにな
さらに始発が運休なのに車内はそんなに混んではいないね。

一両を見て、かなりがっかり

かなりレタッチして空を青く見せています。

かなりレタッチして山肌を見せています。

鳳凰三山はレタッチしても山肌が見えてきません。

一本しか撮れなかったので
オーソドックスな構図でおしまいなのがかなり残念でした。

朝つゆで車輪が空転して運休も驚いたけれど、　一両の列車にはもっと驚きです。
朝から残念と驚き×２でした。

そして、個人の意見ですが　一両で走る鉄道はバスに変えていい！　
と常々思っています。
小海線小淵沢側　　いつ廃線になっても不思議ではないね。
あくまでも　個人の意見ですけれどもね。