台風19号 荒れた海

父島の付近にいる時は
大型で猛烈な勢力の台風　と定義された台風19号

本州に近づくにつれ
大型で非常に強い台風と　猛烈から非常に強い台風　と変わったが
近年にない大型の台風とも　いわれ始めた
大雨による災害は　いまだに収集が付かないことは　皆様ご存知の通りです。
神奈川県に台風19号が最接近したのは　2019/10/12　19時頃
その2日前から　平塚海岸に打ち寄せる波を観察してみました。　　

2019/10/10　15時頃　最接近54時間前

中心の位置は　小笠原諸島の西200km　神奈川県から南に1200kmと
遥か彼方の南の　最接近の2日前の　海上にいるにも関わらず　
平塚の海岸には
最近では一番と言えるくらい大きな波が次々と押し寄せています。

北風なので波頭から　しぶき　があがります

この日はサーファーが居ません

先日　この付近で死亡事故があったので　みなさん活動停止でしょうか？

  

2019/10/11　13時頃　最接近30時間前

波の大きさは昨日より少し大きいかな　くらいですが
沖には大きな波のうねりが複数個見えています

 風はまだ序の口

 それでも　強い北風に　しぶきが大きく上がります

砕けた波の後ろには　うねりが3つ見えています

昨日との大きな違いは　このうねりの出現　です 

2019/10/12　16時頃　最接近3時間前

大荒れです
この日は台風が南から接近している証で　東からの強風
周期的に吹くより強い風は　足を踏ん張らないと飛ばされそうです

海は一面波の泡 

砂浜近くでの波の大きさはそれ程ではありません

立っている所は　海岸段丘の上　海抜10ｍです
波は　砂浜どまり　段丘の下にも達していません
それでもこの波では　砂浜に降りることは厳禁です

過去には　波の飛沫がこの段丘上までかぶっていたことがありますから
気象庁がいう
　ここ数年では最大級　とは
少なくとも波の大きさではそれ程でもない　かな

最接近は4時間後くらいでしょうか
しかし　この時間以降は暗くなるので　海への接近はここまで


最初は　最大級の強風による「猛烈な台風」と警戒を呼び掛けて
接近と共に　北に大きく広がる大雨域への警戒も併せて呼びかけられました。

結果は　強風による被害はそれ程ではなかったようで
記録的な大雨による河川の堤防崩壊とそれによる甚大な被害の発生でした。