2019/12/24

東海道本線 東戸塚-戸塚


就職活動真っ最中の真夏のある日 
貧乏学生にはスーツをそろえることはできず
入学の時に用意した たった一着のジャケットにネクタイを締めて
戸塚駅に降りた。

戸塚を初めて訪れたのは 1974年6月
当時の駅前には 広場などなく
駅から離れた所にバスターミナルがある,ごちゃごちゃした街だった
東戸塚駅はまだなく スカ線と東海道の分離もまだの時代

それから45年
戸塚駅周辺は当時の跡形もない位再開発が進み
東口には駅前バスターミナルが出現
西口にはトスカーナと称するビルに
いろいろなモノが整理・再配置されたようです。

この日は戸塚に所用があっとので 現代の戸塚駅に下車です
あの時は湘南色の113系 今はステンレスのE231系
3ドアセミクロスシートから 4ドアロングシートとセミクロスシートの混合です

地下鉄乗り換えと地下通路の出口 地下改札への階段です

 あの時は橋上改札のみのシンプルな駅でした

現在もあの時の面影が残る橋上改札口

改札からホームへ降りる階段もほぼあの時のまま


さて 改札を出て戸塚駅から線路西側の車道を国道1号線の陸橋まで
戸塚には45年間も通い続けたにもかかわらず 
初めての 鉄散歩 です。

東海道本線 東戸塚ー戸塚
11:10 スカ線 E231系湘南色 K6編成
後ろに見えるトラス橋は R1の不動坂と横浜新道を結ぶ陸橋

ここは 東海道本線 東戸塚ー戸塚

東戸塚は 東海道線じゃない! 横須賀線だ! 
と言われる方もいるだろうが 本当は横須賀線は大船から先だけ
東戸塚駅は東海道本線の駅なのです
横須賀線に直通する列車しか止まらないけれどもね

11:15 スカ線 E231湘南色 k17編成
スカ線用線路は戸塚までは新宿湘南ラインの車両が走るので
やって来るのはスカ色ではなくて湘南色ばかり 

11:15 スカ線 E231湘南色 k17編成 / 回送 E231湘南色 k42編成
この区間は東海道旅客線 貨物線 横須賀線 と3複線
なので架線柱も乱立で線路もごちゃごちゃです

途中,列車がやって来ると立ち止まりながら やって来ました

ここは国道一号線 不動坂と横浜新道を結び 東海道線を超える陸橋です


11:30 スカ線 回送 成田Exp E259系

11:31 東海道 E231系湘南色

しばらく この陸橋の上から線路を眺めることにしましょう

つづく


2 件のコメント:

  1. 今年の夏に20年以上ぶりに戸塚駅を訪れました。最初に訪ねた40年前とは別世界になり、当時の面影は橋上駅舎くらいかな、という感じでした。
    昭和の戸塚といえば駅周辺にいくつもの日立製作所の工場などの施設が多く存在して日立の企業城下町という感じでしたが、今は整理統合が進んでいるようです。
    電車の車窓からの丸いHITACHIマークがいくつも見られたのも過去のこととなりました。
    まあ、うちの地元でもHONDA色が薄まりつつあります。

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    1. 東海道沿線から大工場の撤退が目立ちますね。藤沢の松下の後は住宅地に,大磯の名は忘れた跡地は今だ空地。

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