2018/05/03

春の北アルプス 涸沢5

◆ 6日目

今日は,北穂高岳アタックの日
青線のコースを往復します。






























5月3日

3:00 再びKsさんの一言で全員起床
風はあるが晴れ。 朝食のアタックの準備を始める。
トイレ行くが長蛇の列で1時間ぐらいかかりそう。 しかたなしにーーーですます。
6:30 BC発  北穂をめざす。雲の流れがきれいだ。



 標高を増すごとに 前穂高岳の美しさが際立つ 
まだ序の口

30分歩き 5分休憩 のピッチは今日も変わらず


前穂高岳 益々良いですねぇ

 

 今日は雲の動きが激しい 前穂 良いです!

もう 最高!!

もう 前穂高岳 の大ファン!!!
但し見るだけのです。

テント場も小さく小さくなりました。
右の暗部が 前穂56のコル その左が6峰 右が5峰

3090mも前穂高岳のピークから
段々と下方に連なる峰 2峰から8峰まで 
美しいです。


9:15 北穂山頂,まったく順調な行程で山頂に立つ。 前穂が素晴らしい。
振り返れば槍が雲に見え隠れしている。 滝谷を覗くが足がすくみそう。
風の当たらぬところで前穂を望みながら北穂の展望を満喫する。
黒が少し混じり始めた雷鳥2羽を見つける。
テント村が小さく見えたが,我々のテントは大きく見えた。

北穂高岳山頂から 前穂高岳

槍ヶ岳

滝谷

槍をバックに記念撮影

滝谷もバックに記念撮影


10:30 下山,雪が若干しまっているので途中までアイゼンを付けて下る。
白出しの時と同様,みな楽しみながらBCに向かう。
Ksさんと私はシリセード専門, 楽でいい。




11:30 BC着  Smさんが最初に降りてビールを用意してくれていた。
ビールとベーコンで計画通りアタックの終了を祝う。
16時まで雪の上に座りながら,ラーメンやホットケーキを食べたり
穂高の山々を眺めながら,スキーをしたり各自自由に過ごす。
他のテントでは昨日の大雨で濡れたシュラフなどを乾かしているが
我々は乾かすものがないので,しかたなしに雨具を干す。


  


この素晴らしい穂高連峰と雪を見ながら飲むビール
一昨日と同じことを またやる。

あれぇ 一昨日の午後と似てませんか?
  そりゃぁ 似てますよ 同じところで 同じ人たちが 同じことをするんだから
でも なんだか同じ位置,同じ並びでは?
  同じ位置?同じ並び? そんなことありませんよ よく見てください。 
  少しだけ違いますから・・・・・


昨日の停滞の中 大騒ぎした連中とも記念撮影

涸沢の良さは アタック後のこの午後にアリ

その為に 重い荷物を背負い 重い食料を荷揚げし 大きなテントを担ぎ
さらに重くするために 
パイナップルを持ってきたり  ベーコンをブロックで持ってきたり
段ボールいっぱいの生野菜を料理に使ったりする。
やはり普通の人たちではなくて,何かにとりつかれた方々 だったのですね。

ここに来るまで気が付きませんでした。
そして まずいことに自分もなんか狂ってきた気が少しします。


16:00 夕食の準備にかかる。 メニューはカレー。
一昨日からの引継ぎ事項で歌集を歌い上げる。 
昨日教わった日体大の歌をこの歌集に収めるともっといいね。

21:30 下山の支度をして 就寝


明日は下山日 涸沢ともあと少しでお別れです。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿