下手の横好きなので上手に鳥に近づけず
遠くからムリして撮ることになる。
そんな時大望遠レンズがあると気分が良い。
500mmのズームを使っているが
×1.4倍のエックステンダーも併用する。
エックステンダーよりトリミングのほうが画像がきれい
との意見も良く聞く。
また,どうもピンとこないんだよね
の声もよく聞く。
このレンズは単体では,良いレンズだと思う。
しかし×1.4倍のエクステンダーを付けて
少々がっかりした。
出来上がりがどうもシャープじゃない。
手振れ? を防止するために
三脚+高速シャッターを試してみたがイマイチ
トリミングの方が良い という話も
そうかぁ と思えるほでだった。
NikonD810+AF-S200-500mm×1.4EX
f11 1/1600 ISO800 距離17mくらい
なんとなくすっきりしない写真
トリミングしてみる
この距離・この条件ならば
エクステンダーなしの単体でも毛並みまで写ります。
以前
新藤修一の仕事場
http://shindo-s.com/index.html
で,レンズのAFをチェック・調整する記事を読んだ。
どうも無条件でピントが合うわけではないようだ。
このカメラには「AF微調整」がある。
500×エクステンダーのレンズとの組み合わせの
AFを調整してみよう。
まず,どのくらいピントがずれているのかの測定です。
「レンズのAF精度を確認する方法」
なるものも紹介されていた。
カメラのAF精度を
自作のテストチャートで確認する方法!
http://photo-studio9.com/af_check/
ちょっとバージョンが違うようだけどそれがこれ
メモリは,1cm×1.4142 で刻んだあり
45°の角度で固定されるので
正面から見ると数字の単位はcm
ひとメモリは1mmです。
白黒の四角にピントを合わせ,撮れた画像が
メモリの下にピンが合えば「前ピン」
メモリの上にピンが合えば「後ピン」 です。
テストチャートを5mくらいの距離で
エクステンダー付きで撮影したのが これ
上の5はボケている が
下の5はボケてはいるが上ほどではない。
ゆえに 前ピン と判断できます。
ピントは 0 ではなく
下2から下3にかけて合っているようだ。
よって 2cmから3cmの前ピン と判断できます。
カメラの「AF微調整」を”+20”に設定して
同様に撮影です。
ほぼ”0”にピントが合っている
と見えます。
その状態で 距離15m(前より少し近い)位で
500mm×エクステンダーで
テスト撮影した画像をトリミングしてみました。
素晴らしいです。
胸毛,首当たりの毛も一本一本がクッキリ
テスト画像を見て驚きました。
今回は,エクステンダー付きなので
・ 撮影時のマイナス部分が強調されている
・ 組み合わせ誤差が出ている
なども考えられますが
これほど改善されるとは 想定外 です。
持っているすべてのレンズをチェックしてみます。
つまり レンズ単体ではピントが合っていても
エクステンダーを付けると
ピントが合っているとは限らないってことですね。
みなさまも なにかしっくりしないな?
と感じられたら,
このチャットで確認されてはいかがでしょうか?
ちなみにカメラ本体は先月メーカで調整済みです。
20,000円もかけて
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