昨日の続き
二つ目の問題点
レールに乗せた状態でTomix TNカプラーが
連結しにくいことの改良です。
レールに乗せて連結しようとすると
連結器が写真のように上方向に移動して
連結できません。
なぜ?
連結器単体を横から見た写真です。
連結器には
作用点に黄色の矢印方向の力がかかります。
力は支持点で支えられます。
作用点にかかる力の方向は
車体がレールに乗せてあるので水平方向,
支持点は回転支点なので
Aのギャップにより上方向に回転してしまう。
その結果
勘合部(作用点)がずれて連結しにくくなるのです。
なぜ? は判った。
さあ どうする?
カプラーの形状を変えるのは大変なので(できない)
カプラーが上方向に回転しにくくすればよい
台車の横から見たところです。
左から カプラー・ボックス・台車
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi_za549TMsCMmEOu-BB5c_1WcWc_rJb4QGl5zUBpjawQhhO3OWDv9M00jkkgzIkOTWX6dEIu9HMgkqcFEGQsm5wIMlPTNisD1nB_I4uiaU2NP3FEwuRKPqhoke7x-YpCG0LIDBXLT6iIJy/s400/17P3280017a.jpg)
ボックスのばねの上に蓋をして,
上方向に移動しにくいようにしましょう。
バネが見えないようにフタをするのです。
フタ の図面(? 絵でしょう)です。
図面(絵 だってばァ)から作ったプラ板
ボックスの上にプラ板を挿入して 完成です。
車軸が軸受けから外れてますが,ご愛敬ってことで
話はそれますが
こうやってNゲージの車輪を拡大してみると
おもちゃ ですね。
車輪踏面の勾配は無いし
フランジもただの板みたいだし
もとへ 改良後の検証です。
まっすぐ付き当てただけでは,上方向に移動して
残念ながら連結できませんでした。
しかし右の車両をわずかに傾けると連結OK
以前に比べると大幅に改良はされました。
連結状態。
完ぺきではないけれど
一応 改良はされたということで
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