2025/08/16

夏遊び12 ミズバショウ/ミネサクラ/ミヤマキンポウゲ


夏遊び12  栂池自然園で

ミズバショウ

ミズバショウの季節は 訪れた時にはすでに終了
ほとんどが花は終わり 葉はお化けになってしまっていた。

やっと見つけた 普通の大きさの姿です
きっと残雪が解けたばかりの場所だったのでしょう

ところどころに残っていた 雪

今から思うと お化けになった姿も記録しておくべきだった

花の図鑑を目指しているわけでもなく 写真集を作ろうとしているのでもなく
旅の記録 なのだから

いくつになっても失敗ばかりです。

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ミネサクラ/タカネサクラ

サクラの原種の一つだそうです
サクラは種類がとっても多く よくわかりません 
小さな花で 木も小さな背丈でした

ヤマザクラ を小さくした雰囲気ですね

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ミヤマキンポウゲ

シナノキンバイ ミヤマキンバイ と並ぶ お花畑の大勢力
葉先は3つに分裂
花弁は丸い
鮮やかな花弁は
ガクの変化したものらしく  花の大きさは2cmぐらい 

ミヤマキンポウゲ/深山金鳳花
名前も立派ですね

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/08/14

夏遊び11 ハクサンチドリ/マイヅルソウ

 夏遊び11 栂池自然園で

ハクサンチドリ

紫色のきれいな 花
花は直径1.5cmぐらいの花が集まって 丈は10~40cm
写真の花はちょっと小ぶりで10cm弱ですね
こちらは さらに小ぶりです
ガクや花弁の先がとがっているのが特徴です

葉に紫の斑点があるのは ウズラバハクサンチドリ との解説もありますが
今回出会った花の葉には斑点が無いので ハクサンチドリ でしょう。 

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マイヅルソウ

針葉樹の下に咲く花で 比較的よく見られるそうです
群生もよく見かけられるそうです

マイヅルソウ/舞鶴草の名は 鶴が羽を広げているように見えることからの命名
丸く見える花の形もおもしろい

山ではよく見おられる花 とのことだけど
山に登っていた若いころは 重い荷物を背負って下を向いて必死に歩いていたので
周囲の花には目がいかなかった。

年を重ねて 年相応の新しい経験をしています。

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/08/12

夏遊び10 ニッコウキスゲ ツマトリソウ

夏遊び10 栂池自然園

ニッコウキスゲ/日光黄管

夏を代表する植物であり 多くの方に知られているニッコウキスゲ
密集度日本一と言われる霧ヶ峰には及ばないが 栂池にも咲いています
標高1800mの霧ヶ峰では 最盛期は7月中旬から下旬 とすれば
同じく標高1800mを超える程度の栂池ですが 最盛期にはちょっと早かったようです
栂池ではつい1.2週間前まであった雪のせいでしょうか





若干花数は少なかったかもしれませんが
ニッコウキスゲは やはり夏の花 代表選手 です。

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ツマトリソウ/端取草

葉の縁や 花弁の縁が薄い赤色で端どりされることから名がつけられたそうですが
残念ながら 端どりされたものには出会ったことがない

今回出会った花も すべてツマトリはなしです

しべが 愛嬌のある形 していませんか?

参考までに 端とり/ツマトリ のあるツマトリソウです
四季の山野草 ツマトリソウ https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_85.htm

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/08/10

夏遊び9 チングルマ


夏遊び9 栂池自然園

チングルマ/稚児車

2cmぐらいの小さな花ですが お花畑になると見事です


花弁が散った後の姿も独特で素敵な姿です

穂が風になびく姿もよいのですが この日はあまり風がない

ちょっと風になびいているかな
踊っているようです

時期が少し遅れたようで お花畑より 穂の畑が多かった
でも チングルマの穂の姿も好物です




花も穂の姿も どちらも可愛らしい チングルマでした

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/08/09

夏遊び8 サンカヨウ タテヤマリンドウ

夏遊び8 栂池自然園

サンカヨウ/山荷葉

朝霧が残る早朝 花弁は水分を吸って半透明の姿を見せてくれる
半透明の花弁は 日が当たり始めると乾燥して白色へと変わる
つぼみ



何回か訪れている栂池自然園で 初めて出会えた半透明の花弁のサンカヨウ
出会えたのは 曇り空だったからかも

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タテヤマリンドウ/立山竜胆

小さな小さな花です
ミヤマリンドウと似ていますが
タテヤマリンドウは花の中央部分に暗い紫色の斑点が多数あること/ソバカス美人
ミヤマリンドウは斑点がないそうです
チングルマの中に埋もれています

やっと 他の草に邪魔されない花に出会えました



小さなちいさな花を 大きくクローズアップしてみました。

カメラのレンズを選んでいるとき
70-200mmf2.8 か 100-400mmf4.5-5.6 にするか迷いました。

レンズ単体での好みは70-200mmf2.8 なのですが
花のクローズアップをとるときの 最大撮影倍率にこだわりました、
70-200は0.2倍 100-400は0.38倍 テレコンつければ0.53倍
ミマクロ並みの倍率が大きな見直でした。
そして もう一点
70-300mmのレンズの使用焦点距離を調べてみると 
一番多いのが 200-300mm  二番目は 70-120mm付近で
どうも望遠領域が好みのようで 200mmではちょっと不足かな
などから 100-400の選択でした。

この写真は 最大倍率のこだわりの成果物です。

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく