ちょっと前 のお話
車で走行中にシャリシャリと異音が聞こえ始めた
異音の発生場所は 右前輪
ディスクブレーキのカバーが変形して ディスクに擦っているのかな
と想像していた。
その内その異音はしなくなったので やはりカバーだったのかな
としばらくはそのままにしていたら
先日,出先で突然異音が発生したのです。
今度は 走行中のシャリシャリ音ではなくて ブレーキを踏んだ時だけガリガリ音
これは異音ではなくて パッドとディスク間に何かが挟まったような
明らかに異常な音です。
キャリパーとかブレーキ関係の部品が緩んでいたら大変だ と
パーキングに停車して
タイヤを外して ブレーキキャリパーや周囲を確認して見ると
おやおや パッドが異常にすり減っていますね。
U字形の切込みはすでになく パッドの厚さ10mmをほぼ使いきっているようです
その場では対応ができない(したくない かな)ので
それ以降は エンジンブレーキでD→S→Lと減速
最後の停止のみフットブレーキを使う運転で
200キロばかりを走行して帰宅してきました。
異常音が発生したのは 松本でしたからね
帰宅後 ネットで現象を確認して見ると
ちょっと前のシャリシャリ音は フロントディスクブレーキの
パットが消耗してきた時の警告音だったようです。
そして 対策はパットの交換と ディスクが平滑でない時はそれも交換だそうで
整備マニュアルやネットで作業内容を確認して見ると
パットだけならば 意外と簡単そうなので これは自分でも出来そう です。
制動部分の整備は初めてですが
とりあえずパッド交換に挑戦して見ることにしました。
パットはネットで2,190円
送料をプラスしたり 各種割引を適用したり
最終価格は たったの 1,800円
部品がそんなに安いなら 自分でやるしかないでしょう
と早速購入 そして早速交換です。
新品です パットがぶ厚いですね
キャリパーからパッドを取り外します
ここまでの作業は 拍子抜けするほど順調に進んでいます
取り外したパッドの摩擦面です
右の内側パッドは ディスクと同様に一部が異常に摩耗しています
ここまでの作業は 拍子抜けするほど順調に進んでいます
ディスク内側は異常な傷がついていますね
何かを挟み込んだか
それともパッドが減りすぎてキャリパボディーが当たったのでしょうかね
右の内側パッドは ディスクと同様に一部が異常に摩耗しています
これが異常音の原因だったのでしょうか
新しいパッドです
シムを取り付けます
キャリパボディを清掃して 飛び出ているピストンを押し込みます
C型クランプで押し込みです
押し込み完了です
右フロントディスクも摩耗の状態を確認して 交換です
左に比べ 右はU字溝が見えているので まだ余裕がありますね
交換作業は 左フロント同様の作業です
パッドをキャリパブラケットに取り付けます
C型クランプで押し込みです
押し込み完了です
キャリパボディーを下げて 下部の固定ネジでしっかりと固定します
パッドの厚さを再確認ですタイヤを取り付けて 左フロントブレーキパッドの交換が完成です
左右でのパッドの減り方の違いは何でしょう
左ディスクの傷が原因とするならば
ここ数日でパッドの摩耗に差が付くのは無理があると思われるので
その傷は最近ついたのではなく かなり以前に着いた傷 なのでしょうかね
現在のパッドは 2013年6月 92,793kmで交換(残り10mm)
整備手帳によると 2019年の点検では OdoMeter143,154km
走行距離50,361kmで パッドの残りは L4.0mm/R4.0mm
ここまでは左右の減り具合は同じです
2021/3/5現では OdoMeter165,000km
走行距離72,207kmで パッド残り L3mm/R0mm
2019年の点検以降 1年9か月間 走行22,000キロで
左右の摩耗量は 左/Lは1mm摩耗 右/Rは4mmの摩耗 と
左右で大きく変化が出てきています
2019年の点検以降の左右のアンバランスがとっても気になります
フロントディスクブレーキのパッド交換作業の完了です。
停止の状態で ブレーキを踏んで へこましたピストンをパッドに接触させます。
そして いよいよ試運転です。
間違えは無い とは思いますが やはりブレーキですから緊張します。
最初は 歩くようなスピードで ゆっくりとペダルを踏みこむと
止りました!!
よしよし
道路を走行して見ます。
まず徐行から ブレーキ そして停止 OKです。
大丈夫そうですね
50キロから強く踏み込みます。
ブレーキのかかり具合もOK 左右のバランスもOK
初めてのブレーキ整備 無事完了したようです。
ディスクが傷ついているようなので 本来はディスク交換なのでしょうが
あっちこっち不具合だらけのホンダ車なので 今回は ここまで
とりあえず エンジンブレーキを多用しながら
注意して減速・ブレーキへの負担を少なくして運転しましょう
追記
道路運送車両法第78条では『自動車分解整備事業を経営しようとする者は、自動車分解整備事業の種類及び分解整備を行う事業場ごとに、地方運輸局長の認証を受けなければならない』とされており、他人名義のクルマの分解整備を行う場合は、有償無償にかかわらず自動車整備士の資格が必要になります。
また、例え整備士資格を保有していたとしても、認証工場外での分解整備することはできません。
では、自分名義のクルマではどうなのかというと、整備士の資格がなくても分解整備を行ってもよく、あくまで自分で自分の愛車をイジるのであれば制限はありません。
さすが、理系の技術者。車のブレーキ整備をしてしまったんですね。最近の車は、複雑になりすぎ、私は整備に手を出せなくなっています。春秋のタイヤ交換、空気圧チェック、ワイパーブレード交換くらいですね。かつては、電球、バッテリー交換くらいは行っていましたが、エンジンルーム他が機器で一杯で、手が入りにくくなり、諦めています。ディーラー整備にお任せせざるを得ません。
返信削除単にバラして組み立てる,時には壊すのが好きなだけ です。
削除車の整備 いろいろしました。E/Gオイル,フィルター交換などほとんどのメンテナンスは自分でしました。6か月,12か月点検もselfで,ステレオもETCも自分で取付です。
一番楽しかったのは SUツインキャブの清掃,調整 バランスはホースを聴診器代わりにしてました。これは40年も前の話ですね