2025/08/07

夏遊び7 コバイケイソウ

夏遊び 

コバイケイソウ/小梅蕙草

レンゲツツジやニッコウキスゲが咲いている脇で
よく見かける白い花
1cmぐらいの小さな花がたくさん集まっている
栂池ヒュッテ記念館を望む木道のわきに咲く

湿原の中ほどに群生する
咲き始めの花だろうか こじんまりとふっくらとしている

同じ花を同じような場所で 焦点距離変えてバックのボケ具合を観察してみた一枚
遠くから185mmの望遠でひきつける f5.6での撮影

近づいて中望遠110mmで撮影 f5.6
当然ながら望遠が大きいほうがボケも大きいが こんなに差があるとはね

小さな白と黄色のお花畑の中に咲く コバイケイソウ

黄色の花はミヤマキンポウゲかな 白は何の花か  遠くて判別ができませんね。

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カラマツソウ/落葉松草
丸い薄紫色のつぼみ
遠目には白く盛り上がった花 と地味ですが
クローズアップして花の形が見えてくると 華やかです
花の形がカラマツの葉に似ているところからの命名だそうです

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/08/05

夏遊び6 キヌガサソウ

夏遊び6 栂池自然園で

キヌガサソウ/衣笠草

直径5~20cmのくらいの大きな花/ガク 
大きな花を取り囲むように広がる葉は 50cmぐらいの広がりを持つ 
木道の幅と比較してみても歯の大きさの想像がつく

その大きさで 群れを成す様は 見ごたえがあります
花弁の上でホバリングしている虫は ホソヒラタアブ
1本の草に咲く花はひとつ ですが大きな草なので見ごたえは十分
大きな葉に 大きな花が咲く 立派な花です。

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/08/03

夏遊び5 エンレイソウ

夏遊び5 栂池植物園

エンレイソウ/延齢草

日本には3種のエンレイソウがあるそうで
エンレイソウ シロバナエンレイソウ オオバナエンレイソウ

シロバナは白い花が咲く

オオバナは大きな白い花が咲き 北海道にしかない

エンレイソウは大きな葉をもち 
花弁はなく ガクの部分は茶色から緑まで変化がある

とっても地味な花ですが 一度見たら忘れない花でもあります。

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく


2025/08/02

夏遊び4 イワカガミ オオバタケシマラン

夏遊び 4 栂池植物園にて

イワカガミ/岩鏡

高原や高山へ出かけるとよく見かける 代表的な高山植物です
花の色は地域によって違いがあるようで 高山のものは濃い色が多いそうだ
高原・高山では 比較的ポピュラーな花で よく見かけます
丈は10~15㎝ 花のケイは1cm
チングルマの花畑の中で


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オオバタケシマラン/大葉竹縞蘭

花の色が緑色であること
そして 葉の下につり下がって咲くので 葉をかき分けないと見逃してしまう

葉の下にぶら下がるとは 面白い咲き方です

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく

2025/07/31

夏遊び3 イワイチョウ


夏遊び 3

栂池自然園 

予報では午後から曇りでしたが
10時の風景で すでに雲に包まれた自然園の湿原です。

1860mの高山地帯ですからそんなもんでしょう
高山植物との出会いを求めて  さあ 出発です

出発早々 歩いてきた木道を振り返ります
栂池ヒュッテ記念館が 良い雰囲気を醸し出しています

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イワイチョウ/岩銀杏

葉がイチョウに似ているのでつけられた名 だそうです

花弁の縁が波打っているのと 黒いシベが立ちっているのが印象的だった



花弁の縁の波打ちと しべの黒色と黄色が気になってアップで撮っていたので
葉の写ったものがないのは 失敗だね

参考文献
野草ハンドブック 春の花 夏の花 山と渓谷社 富成忠夫著
四季の山野草 https://www.ootk.net/shiki/ 

つづく


2025/07/29

夏遊び2 栂池自然園へ


夏遊び 2

今回の目的地  栂池自然園へ 出かけます。

夏の山は午前中が勝負 午後になると雲が出てくるのが定番ですので
朝 早めに出発です

この日の天気予報は 前日では 終日晴れ
ところがこの日の朝の予報では 午前中は晴れ 午後からは曇り と変わりました
天気予報は 地名は安曇野でも 山地ではなく 市街地

これから行くところは標高1800m北アルプスの東斜面・中腹ですので
恐らく 天気の崩れは 早いでしょうね


栂池ゴンドラ イブ に乗り込み
栂池スキー場のゲレンデを左に見ながらの山登り
山麓では雲は多めですが 晴れ 陽射しもあります
高度が上がるにつれ 雲が多くなってきました
ゴンドラを降りて ロープウェイに乗り換えです

朝早い時間ですから お客さんは少なく 楽に乗車です
ロープウェイからの シラビソの森

天気はすっかり曇り 想像通りです

ロープウェイを降りてから栂池自然園まで500mの距離です

歩道の両脇は草が伸びていますが ところどころに花が咲いています

コウゾリナ

シラビソの若葉

アヤメ

栂池ビジターセンター

ここから 栂池自然園 標高1860m です

10時の風景ですが すでに雲に包まれた自然園の湿原です。

つづく